0116 給料は要りません
●お勤め人への本気アドバイス
組織で働くということはこういうことかと思い列記してみました。私が組織に属している時にこのような発想はなく、人を雇ってみて感じたこと。評価はしたいがどこを見たらよいか考えあぐねて、このような部分を見ている自分がいたので正直に書き出してみました。
提案する
提案の質を見ているのではない姿勢や頻度を見ている。恋愛と同じで相手のいない所でどれだけ相手(会社)のことを考え行動しているか⇒休日に100円ショップで備品買ってきました、お疲れ様ですと上司、同僚に缶コーヒー渡せるか(上司に奢られる部下はいるが部下が上司に奢ることなんかない⇒希少人間 媚びを打っている?施されて心証悪くなる人間なんかいない)
多少の損も厭わずに会社のを考えた行動ができるか、自分の利益やメリットしか考えない行動は極めて目立つ⇒自分を会社に置き換えることができるか 人間は煩悩と欲の塊だから自分のことしか考えないのは普通、その中で一人だけ会社を考える行動を取る者は良い意味で目立つ。
立場を活かす
前述のような内容は大企業や人気企業であれば大勢の優秀な社員が会社へ貢献しよう、上司に気に入られようと我先に争い、しのぎを削って実践しているはず。中小企業ではそういったことは起こりづらい、それが格差につながってしまう。悲しいかな中小企業は環境的にぬるま湯に浸かりやすい、しかしながら小さいがゆえ社長とも近いため効果はダイレクトに現れるだろう。中小企業でも会社を興し一国一城の主である社長はやはり実力者であり気に入られたくさん教えてもらえる存在になるのはメリットでしかない、機会を最大限に有効活用しよう。
演じる
普段の仕事をそつなくこなすのは当たり前、+アルファできるか。上司は上から俯瞰してみているので”やる気”が火を見るよりも明らかに見える
演じるのも能力⇒やる気ないけどやる気あるようにふるまう、それも仕事。不貞腐れるのはビジネスマンとして論外。
空気を醸成する そこで働いているのだからやる気はあるはず、それを表明する 恋愛と同じで伝えなければわからない。評価対象として「こいつは一体何を考えてるんだ」と思われたら終わり
社会人になって恥ずかしいからという感情を持っていること自体が恥ずかしいし、低評価で成果が出せないことを恥ずかしいと思う。どれだけ自分の意見や感情を表現できるかが今後のビジネス社会では武器になる。一般的な労働力はコモディティでしかない。
ノリよく振る舞う
上司が号令かけた施策に関しては素直に応じる、良くないと思ったら実践したうえでしっかりと理論的に理由を添えてフィードバックする、感情感覚でやらない人間は今後お呼びがかからなくなる⇒「こいつノリ悪いな」期待値、評価は急減
無用なプライド高い人はやっぱり扱いにくい。 プライドが許さないとか言っているのであればサラリーマンは向いていないので起業するしかないですね、起業しても顧客や従業員に向いて相手のことを考え思いやるのは変わらないため、組織で出来ない人は起業しても出来ないでしょう、あと恋愛も。
経験しておきたい職種
やはり若いうちは営業職をやるのが良いのかなと思います。営業で目は出なくともお金を稼ぐ最前線の現場で実働部隊として戦場や戦友を見れるのは貴重。出来る営業マンをロールモデルにして徹頭徹尾マネすることが一つの戦術ではないでしょうか、私は出来なかったですが。あとは向いてないと感じても期限を決めて1年は辞めずに勉強のためやり抜くとか。多くの人と対峙するのでメンタルも強くなり多くのドラマが生まれ濃い時間を過ごせるでしょう。
私は営業を経験してお金を稼ぐということがいかに大変か叩きのめされて痛感したので、購買者がどのようなメカニズムで決断をするのかということを肌に触れてみたことが、翻って集客がビジネスで一番大事であり最も注力することという現在の考え方に繋がっている。 社会人はモノであれ自分であれ「売る」という行為を避けて通ることはできない=生き抜く力、サバイバル力 営業が出来なかったからマーケティングを勉強しようとウェブマーケティングに移行したきっかけが営業を経験した功名かと思います。それに強烈な信賞必罰を植え付けられたので常に成果を出すという神髄が備わったことも大きい
給料は要らないと言えるか
仕事をしているすべての人間は自分の収入に関して重要に考えているはずです。
しかしながら収入というのは成果を上げた対価の報酬であるため、当然支払い側も敏感になります。つまりは仕事の成果を上げることが労使ともに共通認識になり、天秤のように成果と報酬が釣り合っている状況が望ましいです、ただ往々にして不釣り合いになっていることがあります。
自分がもらっている給料が仕事の成果に対して見合わずに多いなと思ったら給料を辞退することができますでしょうか。申し訳ないと負い目は感じても報酬の辞退は普通の人は出来ることではありません。
逆に自分は大いに成果を出して報酬が少なすぎると思って給料を上げて欲しいと内に秘めても実際に進言する人はあまりいないように思います。それよりも自分自身がそれだけの成果を上げているという自信がないためそのように主張することができない人がほとんどであると思います。自分の給料をテーマに上と話をすることは日本人は得てして得意ではありませんが、ビジネスの最前線ではこれだけやりますのでこれだけくださいという交渉での駆け引きが、成果報酬、費用対効果、受益と負担、需要と供給、として常にその攻防が繰り広げられています。高額な報酬が発生するプロスポーツ選手などは契約交渉で、はっきりと明示された年間成績を基に決定されます。
自分はこんなことができる、これだけの成果を上げたと自信を持って給料を上げてくれと要求できる立場にいて、給料を上げてくれといえるだけの責任を持ち合わせている存在は支払う側にとっても頼もしいです。私はあなたにとっていかに有益な人間か、それを表現できる、実行できる。と自分の発言に責任をもって有言実行のリスクを冒してでもアピールしてくれる姿勢があるだけで嬉しいものですね。
私は証券会社の営業時代、日常的に行っていた飛込み、電話セールスでは全く成果が出ず、生ける屍のような営業マンでした。
会社に対しても給料をもらっていることが申し訳なく思って、請求すべき数万円の交通費も提出できないほどでした。しかし同時にそのようなやり方を続ける営業部の方針に疑問を持っていました。勧めていた商品に関しては自信を持っていたのでとにかく見込み客を説得するにはどうしたら良いかを考え詰めた結果、資料送付だけのやり方をした方が良いのではないかと思い、自宅にこもって徹底的に資料作成をする独自のやり方を当時の役員に提案しました。それと引き換えに新規契約が取れるまでは給料は要りませんと宣言しました。
勤めている会社員にしては勇気ある行動かもしれませんが、会社経営をしている現在では完全成果報酬というのは当たり前の環境であるので雇われている立場と起業してリアルビジネスの最前線とでは、サバイバル能力や生存に対する危機意識がどうしても乖離していきますので自らリスクを選択するという行為に価値があることを組織の中では実感しにくいです。
だからこそ給料要らないというのはユニークであり、大きなインパクトのある意思表示のため、成果に対する責任の究極であるように映るでしょう。
私の給料いらない宣言に対しての役員の答えは「それは出来ない、皆同じ給料を支払って同じ仕事をしているのだから」と提案が採用されることはなくその後相変わらず営業成果が出ずによりいっそう腐っていき最終的には心が折れてしまいました。
背水の陣は、たとえ敗れたとしても素敵だと思います。そしてそういった人が報われるべきですね。
採用面接
おかげ様でコロナ前でも求人した際には1回で応募件数が200件を超えていましたが、起業初期の頃はそもそも応募者が少なかったり、採用後のドタキャン、半年続かない、遅刻欠勤が激しいなど苦労しました。現在の従業員は短くても1年以上、4年以上と長く勤めてもらって運営には支障なく働いてもらっています。計算ミスをしないか、輪を乱さないか、几帳面で淡々と事務作業をこなせるか、初対面で見抜くのは容易ではありませんが面接でフォーカスしているリアルな点を書きました。
面接・履歴書で見る点
人物
明確な理念・信条がある方は高評価です。
SNSやブログなど発信している媒体を隠さずに教えてくれる方
外見
不潔さがなく、正しい身なりの方。銀行の受付のような存在感の方
作業メインの仕事なので優等生で自信満々の方、逆におどおどが激しい方は避けます。
学歴
見ますが人物重視です。ただあまり有名大学ですとなぜうちに?と穿ってしまいます。こちらの指示を理解できない人だと困るので一定の学力は必要と思います。
受賞歴
受賞をするということはその組織で有能でないと取れないはずなので仕事を一生懸命する、何かに打ち込んで信頼されたという実績として高評価です。
資格
数字に強い資格などがあると即戦力ですので高評価です。資格が多ければ真面目で勤勉という印象を持ちます。
出自・親の職業
親族が裕福だとか、家族仲が良い方は不正のリスクが低く高評価です。
怪しいと感じられ信頼できそうにない方は最も避けます。
資力
お金を扱う仕事なのでお金に困っているような方は最も避けます。
個人で借金をしていること自体が少数派でイメージが良くないため低評価です。
語学
高度な英語力は必要ないため英語が話せる、TOEIC点数高いなどはあれば良い程度です。
趣味特技
自分が経験したものなどあれば話のネタにはなりますが採用にはほぼ無関係です。几帳面が窺えるものであればポイントだと思います。
その他
会社に近い方 交通費が安いため
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