お得!海外旅行に安く行くための3つのポイント
別コラムで円高の今年は海外旅行のチャンス! という話しをしましたが、それ以外にも海外旅行をお得に安く行く方法があるのです。今回はその基本的攻略法を伝授しちゃいましょう!
海外旅行を安くする基本的攻略法
日本国内の旅行でもそうですが、観光にはシーズンというものがあります。みんなが観光に行きたくなるお正月やゴールデンウィーク、夏休みなどはオンシーズンで、それだけ価格も上がります。
逆にみんながあまり旅行に行かないオフシーズンであれば、お客さんを呼ぶためにも価格は安くなります。
個人旅行なら主にホテルの宿泊費や航空運賃など、ツアーならその料金にかなりの差が出て来ます。
このことからも、海外旅行に安く行きたいのなら、オフシーズンを狙う、というのが基本的攻略方法となります。
航空運賃やツアー代が安くなる時期
まずは1年間の中で、航空運賃やツアー代がどう変動するのかを簡単に見てみましょう。
4月~5月
ゴールデンウィークを避ければ、値段が一定している比較的安価な時期。
6月
夏のシーズンに向けて緩やかに値段がアップしていく時期なので、狙い目としては上旬から中旬がオススメ。
7月~8月
7月上旬までは比較的安めですが、それ以降はお盆をピークに値段が上がっていくオンシーズン。ただし旅行会社によってはお得なプランがある場合も。
9月
8月に比べれば値段が安くなる時期。のんびり旅行に行きたいなら8月より9月。
10月~11月
値段が少しずつ落ちていって落ち着き始める時期。連休を避ければ海外旅行には向いているシーズン。
12月~1月
年末年始はオンシーズンとなるが、それ以外なら年間を通して値段が安くなる時期でもある。海外旅行の狙い目とも言えそう。
2月~3月
春休みに向けて、徐々に値段が上がっていく時期。学生たちの卒業旅行も重なるので、予約を取るのが大変になることも…。
海外旅行先の現地から考える安い時期とは?
もうひとつ考えたいのが、海外旅行先である現地が観光シーズンであるかどうかです。
現地の風習や祝日で観光客が増える時期だと、日本での航空運賃が安く済んでもホテル代などが高くなってきます。
特に個人旅行の場合には、現地のシーズンを考えるのも重要となってくるでしょう。
それぞれの国で異なる観光シーズン
まずクリスマスの時期は、どこの国でも人の移動が多く観光シーズンとなるので割高になってきます。
そして例えばアメリカの場合、7月4日の独立記念日は観光シーズンと言えます。
中国だと1月から2月の旧正月の時期、イタリアやスペイン、フランス南部などは6月から8月にかけてが観光シーズンのピークとなります。
さらに世界的に有名なイベントである“パリコレクション”“ツールドフランス”などの時期やサッカーのシーズンだと現地はとんでもなく混雑するので値段も上昇します。
海外旅行の目的から考える
現地のイベントが目的であるならば値段を考えないで海外旅行に行く必要があるでしょうし、その国に居ること自体を楽しみたい場合や、美術館巡りなどの場合にはその国の観光シーズンを避けて旅行計画を立てることで値段を安く抑えることが出来ます。
要は、海外旅行の目的によって値段も変わってくる、ということになるでしょう。
現地の観光シーズンに行くのであれば、早めにホテルの予約などをしないと取れない可能性もあるので注意したいところです。
さらに旅行代金を安くする攻略法
時期にかかわらず、少しでも旅行代金を安く抑えるポイントというものもあります。
これを狙ってみるのもオススメですよ!
平日出発、帰国を狙う
大概の人は休日や祝日の海外旅行を考えると思います。
これを考えて、平日に出発、平日に帰国するツアーや個人旅行を計画することで、ツアー代や航空運賃が安く済む可能性があるのです。
有給休暇などを上手に使って、平日の海外旅行出発、帰国を考えてみてはどうでしょう?
早朝発、深夜発を狙う
飛行機の出発時間によっても、ツアー代や航空運賃が安くなる可能性があります。
早朝や深夜に出発する便は昼間よりも利用する人が少ないので、旅行会社や航空会社は値段を下げて利用客を増やそうとする傾向にあります。
それだけではなく、早朝便なら国によっては現地の到着が早い時間になるので初日から有効に時間を使えるし、深夜便なら出発当日の日中は他の用事に使うことも出来ます。
自分の旅行直前のスケジュールをよく考えて早朝や深夜に海外旅行に出発すれば、値段プラスアルファのお得になるハズです。
出発直前、早期割引きを狙う
ツアー代も航空料金も、出発日直前で売れ残っていると直前割引きで安くするパターンが多いもの。ただしこの場合は、自分の希望日に売れ残っているかという賭けにもなるので、ある程度のリスクは覚悟する必要があります。
また、出発予定日よりもかなり早い時期に予約することで、早期割引きが受けられます。早期割引きもほとんどの航空会社や旅行会社で行なっているので、各会社の公式サイトでチェックしてみましょう。
早期割引きの注意点としては、あまりに早い時期での予約になるので、出発の時期に予定が入ってしまいキャンセルにならないようにすることです。しっかりとしたスケジュール管理を考えた上で利用しましょう。