もはや日本でもおなじみのディズニーランドとユニバーサル・スタジオ。この2大テーマパークのどちらか、もしくは両方を体験済みの人も多いと思います。では海外にある2大テーマパークはどうでしょう? 今回は、世界のディズニーランド&ユニバーサル・スタジオを紹介します。既に体験済に人も未体験の人も、海外旅行計画に加えてみては?

日本とはひと味違う世界のテーマパーク

世界には、日本を除くとディズニーランドが6ヵ所、ユニバーサル・スタジオは4ヵ所あります。基本的な施設は日本と同じですが、それぞれに独自の工夫を凝らしているので、どこか1ヵ所行ってもそれがすべてではありません。できるなら全制覇を目指したいところです!

海外旅行で行くときの注意点

【日程】海外旅行の計画に盛り込むときにはディズニーランド、ユニバーサル・スタジオのどちらにしてもそれなりの日程を組む必要があります。この両テーマパークはとにかく広い! アトラクションなども多数あるし、待ち時間も考慮する必要があります。少なくても1日、もしくは2日以上ないと存分に満喫することができません。理想的なのは、「海外旅行=テーマパーク」としてそのためだけに海外に行くことでしょう。

【予約、料金】日本でもそうですが、海外ではそれ以上に世界各国から人が集まります。まずは各サイトで、予定している日程で予約が取れるかを要チェック。また、季節などによって航空機やホテル代その他が上下するので、そこも含めて考えましょう。どちらもある程度の妥協は必要でしょうが、納得できるなら早めの予約がおすすめ。特にこの先の年末年始は予約に激戦が考えられます。旅費を考えると時期をずらすのも方法ですね。また、各旅行会社では両テーマパークに特化したツアーも用意されているので、これを利用するのも方法です。ツアーだと面倒な手続きをやってくれるので安心できますよ。

【身軽な服装は必須】広大なパーク内を歩き、アトラクションに乗ってという行動をするので、服装は動きやすいものがベスト。そして寒くなったとき用に羽織るものを持っていればいいでしょう。靴は足が痛くならないように、普段から履き慣れているものを履くようにしましょう。。

【海外ならではの楽しみ方】アメリカ、中国、シンガポールなどにあるテーマパークですが、最初にいえるのは空気感の違いです。その国独自の空気感の中、パーク内を歩くだけでも感動もの。さらに日本とは違い、他の入園者に外国人が多いのもポイントです。多国籍の人と一緒にアトラクションを体験するのも楽しみのひとつ。また、公式のスマホアプリをインストールしておくと、パーク内の様々な情報が見られて超便利です。

世界のディズニーランド

【ディズニーランド・リゾート/アメリカ、カリフォルニア】1955年に開園した世界初のディズニーランド。世界で一番人気といわれていて、「ディズニーランド」「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」のパーク2つと、「ダウンタウン・ディズニー」という商業施設で楽しめます。古き良きアトラクションと最新技術を駆使したアトラクションの両方が体験できちゃいます!

【ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート/アメリカ、フロリダ】4つのパーク、2種類のウォーターパークと、ショッピングモールやレストラン、さらにテニスコートやゴルフコースなどもある超大型リゾートです。本物の野生動物がいる「ディズニー・アニマル・キングダム」や映画を題材にした「ディズニー・ハリウッド・スタジオ」など、絶対体験したいアトラクションが多数あります。

【アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ・コオリナ・ハワイ/アメリカ、ハワイ】ハワイのディズニー・リゾートは他とは異なり、アトラクションなどがあるパークではなくホテルのみで構成されています。色々なアクティビティやショー、グリーティングで楽しめる、ハワイならではのディズニー・リゾートといえます。

【ディズニーランド・パリ/フランス、パリ】ヨーロッパ唯一のディズニーランドで、現在では「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」もオープン、フロリダに次ぐ2番目の広さを誇ります。ここには有名なSF小説をモチーフにした、世界で唯一の「ディスカバリーランド」があります。最も優雅で美しい壮観が楽しめるのも特徴です。

【上海ディズニー・リゾート/中国、上海】ディズニーランドとしては世界最大級を誇り、世界でいちばん新しいディズニーランドで、商業施設「ディズニータウン」もあります。ここの見どころは高さ60mのお城で、プリンセスが大集合している「エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル」。さらに「トロン・ライトサイクル・パワーラン」「カリブの海賊:バトル・フォー・ザ・サンケン・トレジャー」など、上海にしかないアトラクションも魅力です。

【香港ディズニーランド・リゾート/中国、香港】中国初として2005年に開園した香港のディズニーランド。規模的には世界最小ですが、ランドの他に公園やスパ施設のある「インスピレーションレイク・レクリエーションセンター」もあります。注目は「ミスティック・ポイント」で、オリジナルキャラを使った特徴的なテーマランドです。香港ならではの美味しい料理を堪能できるのも嬉しいところです。

世界のユニバーサル・スタジオ

【ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド/アメリカ、カリフォルニア】映画の本場ハリウッドにあるユニバーサル・スタジオ。名作映画の実際の撮影現場が見られる「スタジオ・ツアー」は、ここにしかない映画ファン必見のアトラクション。また、USJでもおなじみの「ザ・ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」も本場で見るとひと味違います。人気アニメ『ザ・シンプソンズ』の世界を体験できる「シンプソンズ・ライド」もあります。

【ユニバーサル・スタジオ・フロリダ/アメリカ、フロリダ】フロリダ州オーランドの、ユニバーサル・オーランド・リゾートの中にあるのがユニバーサル・スタジオ・フロリダ。です。『ジュラシック・パーク』や『ハリー・ポッター』などの世界を再現したアトラクションやショーが大人気で、日本未上陸の4Dコースターは絶対に外せないアトラクション。映画のキャラたちが一堂に会する「ユニバーサル・スーパースター・パレード」も見逃せません。

【ユニバーサル・スタジオ・シンガポール/シンガポール】約1時間足らずで回ることができるコンパクトなユニバーサル・スタジオなのがシンガボールです。ここにしかない「長靴をはいた猫の大冒険」はぶら下がり式のコースター。3Dメガネをかけてライドに乗る「トランスフォーマー・ザ・ライド:ザ・アルティメット3-Dバトル」はド迫力。遠い遠い国エリアにあるシュレックのお城で記念撮影も忘れずに!

【ユニバーサル北京リゾート/中国、北京】2021年にグランドオープンしたのがユニバーサル北京リゾート。ここではユニバーサル・スタジオ北京と未来水世界(ウォーターパーク)の2ヵ所が楽しめます。中国ならではのアトラクションは『カンフー・パンダ』をテーマにした「カンフー・パンダ・ランド・オブ・オーサムネス」。さらに、エリア「ミニオン・ランド」は世界でも最大級で、アトラクションも充実しています。コロナ渦にオープンした北京リゾート、コロナ渦が過ぎた今なら思いっきり楽しめそうです。

最後にUSJの情報をひとつ。「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」が、版権の関係で2024年1月22日に終了します。スパイダーマンが縦横無尽に飛ぶド迫力のアトラクションです。未体験の人は急ぎましょう!