見落としがち!海外旅行で要注意のチェックポイント⑤~海外旅行保険編
海外旅行先での病気やケガ、盗難などのトラブルの際に役立つのが海外旅行保険です。そして海外旅行保険には2つの種類があります。
今回は、それぞれの保険の基本的なポイントと、旅行先で病気になった時のために必要な薬などについてまとめてみましょう。
海外旅行保険の種類
海外旅行保険には、クレジットカード付帯海外旅行保険と、保険会社の海外旅行保険があります。
クレジットカード付帯海外旅行保険
チェックポイント
・保険の種類は大きく分けて、病気や怪我・補償・盗難や紛失の3種類
・補償期間はだいたいが最長で約3ヶ月間
・保険料を別途支払う必要が無い
以上が付帯保険の主なポイントになりますが、クレジットカードによって付帯している保険の種類や補償期間が異なるので、自分の持っているカードを調べておきましょう。
また、付帯のしかたにも種類があり、
「自動付帯」
クレジットカードとパスポートがあれば手続きが出来る
「利用付帯」
クレジットカードとパスポート、さらにそのカードを使った証明となる利用明細が必要となります。
注意点としては、 ・病院などが、その場で現金の要らない「キャッシュレス診療」に対応しているか?
・「傷害治療」「疾病治療」「賠償責任」「死亡・後遺障害」などの補償内容を事前に要確認
・保険の補償金額を事前に要確認
ということが挙げられます。
保険会社の海外旅行保険
チェックポイント
・保険に入るための手続きと料金が別途必要だが、その分手厚い保険に入れる
・補償期間は短期の保険で約3ヶ月間、その他長期保険もある
・補償内容を自分で選んで付けることが出来る
以上が、保険会社の海外旅行保険の基本的なポイントです。
クレジットカードの付帯保険とは違い、旅行に行く度に手続きが必要になりますが、場所や目的、予算によって補償内容を自由に選べるのが最大のメリットといえるでしょう。
また、この海外旅行保険の場合は、ほとんどの場所でキャッシュレス診療に対応している、ということも大きな安心に繋がると思います。
さらに、海外旅行などの短期ではなく、長期に渡る滞在の場合には長期滞在を見越した保険もあります。海外で長期間生活をする場合などは、このタイプの保険がいいでしょう。
また、保険会社の保険の場合は加入すると保険証書が貰えますが、この保険証書は現地に持っていかなくても保障が受けられます。
ただし、きちんと保険に入っていることが素早く解るように、「海外旅行保険の証券番号、事故の際の緊急連絡先はメモして持っている」ことが必要なので、覚えておきましょう。
いざという時に持っていたい薬
たとえ手厚い海外旅行保険に入っていたとしても、海外で健康に過ごすに越したことはありません。そのためには、事前に健康診断や予防接種を受けておくといいでしょう。
また、現地で病院に行くほどではないけど、軽めの体調不良に見舞われた時のために常備薬として薬を持っていくことをオススメします。
基本的な種類としては、 ※風邪薬
※鎮痛剤
※胃薬
※整腸剤・下痢止め
※虫刺されやかぶれ用のステロイド軟膏
※スポーツ飲料の粉末
※絆創膏
などがあります。
ここで注意したいのは、薬の種類によっては飛行機内や現地には持ち込めないものもあるということです。事前にチェックしておきましょう。
もし現地で薬を買う必要があるならドラッグストアで購入すればいいのですが、日本で買える薬とは異なる部分も多いので、不安なようなら海外旅行保険の保険会社などに連絡してアドバイスをして貰うようにしましょう。
海外で車を運転する場合
海外でレンタカーを使えば、自由に行動できるのでとても便利です。そのためには、国際運転免許を取らなければなりません。 そしてもうひとつ大切なことは、保険です。日本国内で入れる海外保険は、レンタカーを運転中の事故だと、基本的に自分自身の怪我しか保障されません。
ですので、レンタカーを借りる場合には、現地のレンタカー会社で、対人・対物賠償責任・車両損害などの保険に必ず入る ことが重要です。
まとめ
海外旅行に行く前に、きちとんとした健康管理と保険の確認をすることで安心して海外を楽しめるようになります。
今回紹介した海外旅行保険や健康管理などについての詳細は、他コラムで詳しく話しをしていますので、1度覗いてみて下さい。
クレジットカード付帯の海外旅行保険の選ぶポイントは?
https://www.interbank.co.jp/column/6062/
海外旅行での健康管理のしかたについて
https://www.interbank.co.jp/column/6556/
海外旅行でレンタカーを借りて楽しむためのポイント
https://www.interbank.co.jp/column/6844/