財布も心も大満足! 賢い節約術で海外旅行を楽しもう
日本では見られない景色や異なる文化、現地で暮らす人々との触れ合いなどで日常では味わえない時間を過ごせるのが海外旅行です。ただし実現するためにはある程度まとまった費用が必要になります。航空機代や宿泊代、現地での飲食代、観光地で必要になる代金やお土産代など、何も考えないで使っていたらとんでもない金額に…。
そこで今回は、これらの費用をなるべく安く抑える方法を考えていきましょう!
カテゴリー別で考える節約術
海外旅行に行くための費用は、行く時期で大きく変わってくる部分が大きいです。これは航空機代やホテル代をはじめとしてほぼ全てにいえることです。このことから、まずはどこでもいいから安く海外旅行に行くのか? それとも目的の国や時期を優先してある程度の出費を覚悟するのかを考えておくといいかもしれません。
時期は一択! オフシーズン
特に航空機代やホテル代などにいちばん影響するのが「いつ行くか」ということで、海外旅行で狙い目なのがいわゆるオフシーズンです。旅行会社などでは、予約の混雑状況に合わせて繁忙期と閑散期に分けて考えています。
【繁忙期】主に長い休みがある時期、たとえば年末年始の12月から1月、ゴールデンウィークの5月、夏休みやお盆休みの7月から8月が繁忙期。これらの時期を狙って海外旅行に行くのが大半であり旅行関係会社にとっても稼ぎ時なので、当然価格もハネ上がります。
【閑散期】長い休みがない繁忙期以外の時期、特にゴールデンウィーク後の5月から6月は閑散期、いわゆるオフシーズンとなり、海外旅行に行く人も少なくなります。また、行き先によってはその国の雨季も閑散期。これらの時期は価格が安くなり、旅行関係会社もセールを催してお客さんを呼び込みます。
【現地のシーズンも…】日本の時期だけではなく、その国の時期も価格に影響します。前述した雨季もそうですし、現地独自のバケーションシーズンや世界的イベントが開催される時期には世界中から観光客が集まるのでピークとなります。これらを目的とした旅行なら別ですが、それ以外ならこの時期は避けた方が無難でしょう
カテゴリー別で見る節約術
ここからはカテゴリー別で賢い節約術を紹介していきましょう。自分にピッタリな方法を考えて、お安く楽しく海外旅行に行きましょう!
旅行全体の費用
旅行会社が企画する海外旅行ツアーは、旅行にかかる主な費用をまとめて払うので、旅費の節約の最たるものといえます。航空機代やホテル代が安くなるだけではなくツアーオプションの追加や旅行の添乗員によるサポートなどもあるので、海外旅行に不慣れな初心者には最適です。ただしあらかじめ行く観光地が決まっていてツアーに添った日程での行動が求められるので、自由度は低くなります。
航空機代
【オフシーズン】航空機代は時期による価格の変動が大きいので、なるべくなら安くなるオフシーズンを狙いたいところ。行きたい国のオフシーズンを確認して考えましょう。
【LCC】LCCとは格安航空会社のことで、ANAなどのフルキャリアではなくジェットスターやPeachなどがLCCにあたり、搭乗者へのサービスなどを無くすことで料金が安く設定されています。ただし遅延がある場合や、手荷物や機内食などは別料金になるので覚えておきましょう。
【早割プラン】出発の1ヶ月前や90日前に航空券を取ると、早割りとして代金が安くなるキャンペーンやセールもあります。早割りは航空券だけではなくホテルでもあるので予約前に要チェック、可能な限り早めに予約をしておきましょう。
【キャンペーン、セール】各航空会社、さらに各ホテルによって催されるキャンペーンやセールも見逃せません。会社の創立記念や○○周年記念などがあるので、各社の公式サイトなどでチェックしましょう。メルマガ登録をしておくといいかも!
【出発&帰国の日時】旅行の時期だけではなく、予約をする日時によっても費用に差が出てきます。連休の旅行であれば休みになる少し前や連休2日目くらいで予約したり、帰りも少し早めや逆に連休後に帰国の予約をすることで航空機代が安かったり取りやすかったりすることも。さらに出発到着が早朝や夜になる便も狙い所。無理のない程度で考えてみましょう。航空会社の公式サイトで確認してみましょう。
ホテル代
【ホテルのランク】
せっかくの海外旅行なので高級ホテルに泊まりたい…その気持ちはよ~く解りますが、そのためには高額の宿泊代がかかります。海外のホテル宿泊が旅行の目的であれば別ですが、目的が他ならホテル代はなるべく安く済ませたいところ。いちばん手っ取り早いのはホテルのランクを下げることです。安くていいホテルもあるので、ネットで納得のいくまでチェックしてみましょう。また、ホステルや民宿に泊まるというのも方法です。
【利便性を考える】“ホテルのある場所が駅に近い”“繁華街にすぐ行ける”“交通の便が良好”などの場合、当然宿泊代も高いはず。ですが、これらの条件をある程度緩めることで宿泊代を抑えることも可能です。ただし乳幼児や高齢者がいる場合はそれを考慮した上で、安全に観光ができる場所にあるホテルをチョイスするといいでしょう。これもまた、ホテルの公式サイトでいろいろと比べてみましょう。
【宿泊日】航空機代もそうですが、ホテルも休日を避けると宿泊代も下がります。これは繁忙期だと難しいですが、オフシーズンであれば選択も可能です。また現地のイベントが目的の場合には、イベントがある場所から離れたホテルに泊まるのも方法。イベントで高額になった宿泊代を少しでも避けられる可能性があります。
飲食代
【ローカル食堂を活用】有名レストランでの飲食よりも、ローカル食堂や屋台の方がお金はかかりません。一度くらいは贅沢な食事もいいですが、それ以外は食堂や屋台を利用するといいです。こういうお店は現地の味を大切にしていることも多いので割とおすすめです。また、スーパーで食材を買ってホテルで簡単な料理をするのもアリです。さらにホテルは朝食付を選ぶと節約になります。
ショッピング代
【キャッシュレスを活用】現金を持ち歩くリスクを抑えるためにも、キャッシュレスでの支払がおすすめ。「Apple Pay」「Google Pay」は世界各国で利用できますし、それ以外でも行き先で使えるキャッシュレスを利用しましょう。安全性に加えてポイントが貯まる場合もあるので一石二鳥です。また、使いすぎを防ぐなら残高以上は使えないデビットカードが便利。旅行用口座を開いてデビッドカードを作っておくと超便利です!
【ショッピングは旅行後半】現地到着後はテンション爆上がり状態!? そんな気持ちのままショッピングすると、どうでもいいような物を買って後から後悔する可能性も高くなります。いいと思った物は取り敢えず覚えておいて、旅行の後半にでも再度考えるのが賢い方法です。旅行日程として最終日あたりにショッピングタイムを設けておくといいでしょう。お土産も同様で、まとめて免税店で買うのがベスト。ただし大切な人へのお土産は別で!
【現地での交通費】地理が解らないことからつい頻繁にタクシーを使いがちですが、基本は現地の交通機関を使うのがおすすめです。電車やバスなどを網羅したサイトもあるので、これらを活用して交通機関を利用しましょう。ただし、危険性が高い地域では、タクシーを含めて用心が必要なので忘れずに。
【海外旅行保険代】基本はクレジットカードの付帯保険で済ませばOK。事前に自分のクレカにどのような保証が付いているのかを確認して、行き先や旅行の目的から不安があるなら別途海外旅行保険に入るようにすればいいでしょう。