FX取引の仕方
FXでの売買注文の名称は買いをロング、売りをショートと呼びます。
また売買を行うには通貨のペアで取引されます。
通貨のペアはUSD/JPY、EUR/JPY、EUR/USDと表記がされます。
たとえばアメリカドルを買って円を売る場合はUSD/JPYのロングと言います。
Fxとは一方の通貨を買う場合に対して必ずもう一方の通貨を売るという通貨ペアの原則があります。例えば米ドルを売りたい時に、何の通貨に対して売るのかも選択せねばなりません。日本人であれば当然、日本円に対して米ドルを売るということと考えがちですが、FXの世界ではその他のあらゆる通貨ペアとして売買が可能です。例えばユーロに対して米ドルを売るということなどが可能です。
ユーロ買いの米ドル売り → ユーロ/ドル のロング
ユーロ売りの日本円買い → ユーロ/円 のショート
と通貨ペアの表記、呼び方をします。
通貨ペアの動向がロングの時に値段が上昇した時、ショートの時に値段が下落した時にそれぞれ含み益が発生します。その逆の動向が含み益を抱える状態になります。
つい30年ほど前には証券市場に足を運ぶ投資家がいましたが、金融ビックバンと呼ばれる金融自由化が起こり、金融市場は市場に経済を委ねる姿勢に変革し、誰でも取引出来るような裾野が広い市場になりました。
そうした背景からネットを繋いで自由に国債や株の取引が出来るようになったのです。
そしてFXである外国為替取引は土日、祝日を除いた平日24時間取引が可能となりました。また夜間にはアメリカ市場の売買に強く影響を受けた外国為替相場での取引も可能になり、個人レベルでも大変グローバルな取引を身近に感じることとなりました。
・FX取引は売買のどちらからでも始められる
Fxにおける取引の始め方はどの通貨でも売りや買いどちらからでも始められます。売りつまりショートでポジションを保有した場合、後に買い戻しという反対売買で決済するする事になります。ショートでの損益計算はショートポジションの場合、レートが低くなれば(ポジションを持ったレート-決済時のレート)×取引数量が利益になります。