寒いけど最高!冬のフィンランド
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
フィンランド、ヘルシンキ、イナリ
あなたが旅行に行った年月
2018年2月
あなたが旅行に行った回数
10回
あなたの年齢、性別、職業
34歳、女性、フリー
一緒に旅行に行った人の人数
友人と二人
旅行の目的
ムーミンワールドとオーロラ見学
旅行中にいった観光スポット
ムーミンワールド
日本でも大人気のムーミンが暮らす島を再現したテーマパークで、2019年に埼玉にオープンしたムーミンバレーパークの本家です。通常は夏季のみのオープンですが、「冬眠しているムーミンたちが起きてくる」ということで、冬季も1週間だけ遊ぶことが出来ます。一部、冬季はクローズしている区画もありますが、雪の中ムーミン谷の仲間たちとそり滑りをしたり、街を散策してフィンランドの冬を味わうのは、貴重な経験でした。日本からのオフィシャルツアーが出ていますが、その時期を外せば、お客さんのほとんどはフィンランドの家族連れか、少人数のアジア人観光客。特にアトラクションがあるわけではありませんが、精密に再現されたムーミン一家のお家や、可愛いグッズが売っているお店があって、楽しめます。
テンペリアウキオ教会
ヘルシンキにある、キリスト教会です。「石の教会」と言った方が有名かもしれません。石の教会の名の通り、教会の外観も内装も石で出来ています。外から見ると、教会と言うよりは、街中に突然現れた小高い岩の丘といった感じで、入り口がどこか悩んでしまいそうです。教会内部は、外観の印象とは打って変わって広々としており、大きなパイプオルガンとシンプルな祭壇という作りになっています。また、格子窓があるので、昼間に行くと自然光が入り明るいです。石の質感が冷たい雰囲気なのかと思いましたが、とても暖かく、美しい空間でした。
ヘルシンキ大聖堂
ヘルシンキのほぼ中央に位置する聖堂です。アクセスしやすい位置にあるので、観光しやすいスポットだと思います。白塗りの壁と緑色のドーム型の屋根が特徴的で、大階段の下から見上げると、荘厳さと同時に優しさを感じる建物です。中には美しいパイプオルガンがあって、その造形にうっとりしてしまいました。大聖堂のふもとから眺める街の景色も心地よく、冬の真っ白な街を眺めるのは気持ちの良い光景でした。街全体を見守っているような、ランドマーク的存在です。
イッタラ本店
ヘルシンキの目抜き通りにあるイッタラ本店は、それほど広いわけではありませんが、とにかくわくわくするスポットでした。私が訪問した時は、ショウウィンドウにムーミンの柄のマグカップが積まれているディスプレイが飾られていて、それだけでも写真に何枚撮ったかわかりません。ムーミンシリーズは、日本で発売する前の柄や、日本で見るよりは大人っぽい原作に近い絵柄も多く、大人だからこそ揃えたくなるものが多かったです。ただ、物価は高いので、それなりにお値段はします。
ホテル・コルピカルタノ
オーロラの観光名所と言えばロヴァニエミですが、私達はイヴァロ空港から車で1時間ほどのイナリという田舎町にあるホテル・コルピカルタノに宿泊しました。このホテルは、田舎にあるので外灯や車の照明の影響をほとんど受けずにオーロラを見られるのと、目の前にある凍ったメネス湖の上でオーロラ観察が出来るのが魅力です。また、湖の周りには森があって、日中に散策することができます。私は生まれて初めて雪の積もった森に入りましたが、その美しさに感動しました。更に、野生の鹿の夫婦に遭遇したのも驚きました。雪をぎゅっぎゅと踏みながら歩くあの感覚は、冬のフィンランドだからこそ味わえる贅沢なものだと思います。
旅行にかかった費用
宿泊費と飛行機などの交通費(セット料金):約26万円
食事代:約2万円
お土産代:約2万円
その他:
合計金額:約30万円
観光へ行く人へのアドバイス
冬にフィンランドに行く人は、まず服装に気を付けてください。高いお洒落なダウンコートよりも機能重視。確かに現地の人は、雪の中でもコンバースのスニーカーにデニムで歩いていますが、日本人なんているだけで観光客だとわかるので、恥ずかしがらずに機能性を重視した服装・靴でいきましょう。また、オーロラを見たい人は、「お出汁の味がする食べ物」と「暇つぶしグッズ」が必須です。食べ物で言うと、私と友人は分担して、マグカップで食べられるラーメンや、粉末の味噌汁、粉末の出汁を持って行きました。オーロラを見るような場所では食べ物が一気にフィンランドの家庭料理になり、味が単調になり飽きてしまいますし、寒くてすぐお腹がすきます。食べ物は必ず持って行ってください。また、日中の暇つぶしグッズも重要です。私達が一番持って行って良かったと思ったのはシャボン玉セット。朝に外でやると凍って楽しいですし、日中も日本とは異なる挙動が見られるので楽しいです。シャボン液がすぐ凍ってしまうのはご愛嬌です。