旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

タイ、バンコク、チェンマイ、チェンライ

あなたが旅行に行った年月

1987年7月

あなたが旅行に行った回数

20回以上

あなたの年齢、性別、職業

50代、男性、リタイア

一緒に旅行に行った人の人数

友人一人と一緒に旅行ツアーに参加

旅行の目的

海外旅行をしてみたかった!タイはどんな国か自分の目で見たかった。

旅行中にいった観光スポット

バンコクの王宮

王宮と呼ばれるワットプラケオは、王室の守護寺である寺院です。バンコク随一の観光スポットとして多くの外国人観光客やタイ人が訪れます。敷地は広大で、そびえ立つ仏塔は美しく、実際に仏舎利が収められています。由緒正しい寺院に入るには、まず服装を正しくする必要があります。肌の露出が多い格好では、入ることができず服の貸出をすることになります。中の回廊の絵は美しく、物語「ラーマーヤナー」を絵にしてあります。また、金の仏塔やアンコールワットの模型、本堂など見どころはたくさんありました。わたしはついていくのがやっとで、写真を撮っては記念にして帰りました(汗)でも、美しさや雄大さ、優雅さなど、すべてにとても圧倒されたんです。

 

チェンマイのナイトバザールは、バンコクとは違ってかなり大きなバザールでした。チェンマイ旧市街のチャン・クラン通り(Chang Klan Rd)、なんと全長約900mに渡って、お店が寄り合うナイトマーケットでした。ファーストフード店やレストラン、ショッピングモールもあり、屋台や出店も多く、とても楽しかったです。客層としては、やはり外国人観光客が多かったように思います。夜のチェンマイを楽しんでいるんですね。わたしは、Tシャツのデザインに惹かれて、あちこち眺めていました。それから、びっくりしたのは、ネクタイです。すっごい奇抜なデザインなんですが、欲しくてたまりませんでした。そんなわたしに声を掛ける店員が多く、値切って買いました。値切るなんて、なんか最初は変な感覚でしたが、店員さんは普通にしていました。とにかく、思い出となった夜です。

 

少数民族・アカ族の村を訪問

タイツアー旅行だったんですけど、幸い現地で行きたい方向で観光客が別々にわかれました。わたしと友達は北のチェンマイ、チェンライが目的でした。さらに、少数民族のガイドブックを見ていたタイ人ガイドが、ある提案をしてくれました。それは、アカ族の村を訪問すること!「えっ!」って、わたしは疑いました。でも、本当に、私達をアカ族の村に車で連れて行ってくれました。場所は、かなり山あいで、到着すると、すぐに子どもたちの姿がありました。木造の家、起伏のある道、集会所?みたいな場所を歩き回りました。想像していたアカ族とは違ったけど、タイ人でも違う生活がそこにある!と感慨深いものがありました。

 

北タイのゴールデントライアングル地帯で見た荒々しいメコン川

チェンライのゴールデントライアングル地帯と言うと、麻薬とかで有名でちょっと怖さがありました。そこに直接入ったわけじゃないんですけど、近場にあった夏でも涼しい木造の古風なホテルに一泊しました。朝もやが漂い、そして、メコン川が目の前に見えました。東南アジアを流れるメコン川、教科書で知った川を実際自分の目で見ていることが信じられませんでした。かなり、流れが荒く、驚異さえ感じました。こんなところだからこそ、犯罪もあるのか?…複雑な気持ちになりました。でも、タイのイメージとはぜんぜん違うタイの姿を見たように思い、とてもいい思い出の場所となりました。

 

チェンマイのドイステープ寺院

まず、タイの寺院もいろいろだなぁーと素人の感想でした。チェンマイは山に囲まれています。そんな都市に、ドイステープ寺院があります。チェンマイからでも見えるんですけど、実際は行くのに車で40分ほどかかりました。景色を楽しみながらの移動だったんですけど、ある光景を目にしてびっくりしました。びっくりというより、感動でしょうか。前を走っていたバスが坂道を曲がるとき、乗客の一人が体を曲げて寺院の方向に向かって合唱をしたんです。それも、かなり長い時間。「なんてことだ!」…正直な気持ちです。同じ仏教徒なんだけど、ぜんぜん信心深さが違う、この現実に頭を殴られたような衝撃です。車が到着すると、長い石段が待っていました。蛇のようで蛇神ナーガだそうです。やっとの思いで、山頂に着くととても気持ちがよく、眺めも最高でした。でも、わたしには、先程のバスの中のタイ人のしぐさをずっと考えていました。

 

旅行にかかった費用

旅費:ツアー代(1週間)21万円
ナイトライフ:約1万円
お土産代:約1万円
その他:
合計金額:23万円

観光へ行く人へのアドバイス

タイも昔と比べたら、変わってしまいました。どの国も同じです。でも、タイの文化、国民性は実際に、行って見てみないとわかりません。ツアー旅行じゃなくても、個人旅行でも、それぞれタイの顔が見えるはずです。日本とはかなり違った生活様式に異国情緒も感じられるでしょう。雨にしてもスコールのものすごさは、びっくりですけど、楽しさもあります。ぜひ、一度興味があったら、タイ旅行をしてみてくださいね。