旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

スーダン・ハルツーム

あなたが旅行に行った年月

2018年3月、1週間

あなたが旅行に行った回数

6回目

あなたの年齢、性別、職業

20代、男、学生

一緒に旅行に行った人の人数

一人

旅行の目的

アラブ・アフリカ文化体験

旅行中にいった観光スポット

スーフィーダンス

ハルツーム市内よりバスで1時間、広い墓地の隣に金色にコーティングされたモスクのある広場。毎週金曜日の午後4時から日没の時間にかけて、人々はここに集まり、スーフィーダンスを囲い、「アッラーの他に神はなし」と大合唱する。その光景には言葉を失うほど。中心で選ばれし数人が踊るのは「スーフィーダンス」。イスラム教徒の神秘主義者はぐるぐると回り、眩暈がし、恍惚ともいえる状態になることでアッラー合一化を目指します。彼らの衣装もマフディー時代のモチーフを採用した緑やヒョウ柄の衣装。スーダンならではの観光スポットです。

 

ナイル川

スーダンは青ナイル川と白ナイル川が合流する場所で、エジプトで流れる「ナイル」はここで一つになってから流れます。スーダンのナイル川沿いはカイロの川沿いほど観光地化されておらず、煌びやかな場所は限られてます。しかし、ハルツームのナイル川に船を出す人はいます。のんびりクルーズをするでもいいし、釣りをするも乙なものです。ナイル川で取れる淡水魚は揚げて出されるのが鉄板。身はホクホクでパンによく合うのでお勧めです。観光地化が進んでいないだけあり、船上カフェもそこまで高くなく、気軽に夜歩きの際に立ち寄れる場所です。

 

スーク・リビア

ハルツーム市内からバスで1時間と少し。場所としては少し遠いですが、訪れる価値のあるスークです。とてつもなく広いスークです。街の住民はここさえくればなんでもそろうと言うほど。家具や食品、衣服、日用品、装飾品など…。(スーダンの数少ない)お土産もこちらで揃えられます。ダルフールで作られた(と噂の)ビーズ加工品や、革製品、アラビア語の書かれたオブジェや壁掛けなどが人気です。歩き疲れたらジュース屋さんに行きましょう。スーダンの豊かな大地で取れたマンゴーやオレンジがふんだんに使われたジュースが30円前後で楽しめます。

 

ラクダ市場

見渡す限りのラクダ。
ラクダ市場は上記のスーク・リビアからさらに車で30分ほど西に進んだところにある観光(?)スポットで、ただ広い砂漠の中、ラクダや牛、ロバなどの家畜が売られています。多い日(土曜日)には万単位のラクダがここに集まるそうで、中東の中でもトップレベルの大市場。サウジやUAEの湾岸アラブでレース用に飼育されるラクダ、エジプトでおいしく焼かれるラクダなど、中東全体のラクダ供給地になっております。

 

メロエ遺跡

スーダンの数少ない世界遺産で、数少ない観光地化された観光スポットです。ハルツームから3時間ほどバスで北に向かっていると、砂漠の中にぽつぽつと何十基ものピラミッドが見えてきます。「メロエ島の考古遺跡群」です。2003年に世界文化遺産に登録された古代アフリカ王国の文明を表す貴重な遺跡です。このメロエ遺跡では、古代クシュ文明の時代にヌビア人が建てたピラミッドが見られます。高さは5,6メートルのものから30メートルのものがあります。ピラミッドの中に入ったりラクダに乗りながら遺跡巡りができるので、おすすめです!

 

旅行にかかった費用

旅費:エジプトからバスで約5000円
ホテル:約2000円
観光・レジャー代:約5000円
食事代:約4000円
お土産代:約2000円
その他:15000円(外国人登録やビザなど)
合計金額:33000円

観光へ行く人へのアドバイス

過度に肌を露出した服(膝上が見えるパンツやタンクトップ)は男性でも女性でも避けた方が無難です。宗教的に毛嫌いする人がいます。毎日最高気温が40度を超える猛暑地帯なので、暑さ対策は万全にすべきでしょう。ビザは国外で事前にとって行かないと入国できません。スーダンは外国人登録をしないと出国の際にトラブルになります。現在(2019年4月)、時々ブログに書かれる、ハルツーム市街の観光地に行くための「観光許可書」は必要なくなりましたが、それを知らない警察や知らないふりをして賄賂を要求する人間も時々いるので、注意が必要です。