旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ポーランド、クラクフ

あなたが旅行に行った年月

2019年5月

あなたが旅行に行った回数

40回

あなたの年齢、性別、職業

40歳、女、主婦

一緒に旅行に行った人の人数

夫と二人

旅行の目的

美しい街散策と美味しい黒ビール

旅行中にいった観光スポット

クラクフ中央広場

世界遺産にも登録されている旧市街の中心地、中央広場。大聖堂や織物会館に囲まれたこの広場の周りには美しい真っ白な馬車が並び、まるで中世の世界に迷い込んだよう。600年もの間王国の首都として栄えたこの街の経済力を見せつけられる豪華な広場です。特におすすめはライトアップされた夕方以降。美しい光景にシャッターを何度も押してしまいその場から立ち去れないほどの美しさです。ヨーロッパの多くの広場を見てきましたがこれほど整った印象を受けた広場は他にはありません。

 

ヴァヴェル城

過去の繁栄を色濃く残すヴァヴェル城。旧市街を抜けた川沿いの丘の上の広大な敷地内には大聖堂や王宮、お庭が贅沢に広がっています。中に入ると豪華な金がふんだんいあしらわれ、圧倒的な経済力に驚かされました。また、大聖堂の上からみるクラクフの街並みは必見です。王宮内などに入るにはチケット購入が必要ですが、敷地内にはどなたでも入れますのでお庭からの眺めを見るだけでもオススメです。また、驚くほど混んでますので内部観光されたい方は必ず予約していきましょう。

 

ヴィエリチカ岩塩抗

街の中心からバスで1時間弱の場所にある世界でもここでしかみれない特別な岩塩抗。寒空の中の訪問でしたが、中は常に一定の温度が保たれてるので暖かいです。この岩塩抗のなにがすごいのか、それは中には岩塩で作られた無数の彫刻が並んでいます。観光客に開放されいるのはこの巨大な岩塩抗のほんの一部ですがツアーで2時間程度かかるほどの距離。観光の目玉はなんといってもチャペル。岩塩で作られた真っ白なイエス・キリストやシャンデリア、祭壇などは息をのむほどの美しさでした。

 

クラクフ歴史博物館

クラクフ悲惨な歴史の足跡。映画シンドラーのリストでも実際に使用されたオスカー工場の跡地に作られた博物館。中にはナチスの虐待によるユダヤ人の過酷な労働・生活環境を写真やビデオ、展示で学ぶことができるようになっています。倒れゆく人々や寒空の下でのシャツ一枚での労働の姿は見るに堪えない光景です。見学の後にはとても重たい空気が押し寄せてくる博物館ではありますが、実際にあった出来事。繰り返さない為にも一度見ておく価値は十分にあります。暗い歴史をきちんと保護するポーランド人の底地からを感じさせられました。

 

カズミール地区

こちらも悲しい歴史が残っている大事な地区。旧ユダヤ人街でナチスの侵攻に合うまでは優雅に暮らしていた地区です。が、侵攻後は一気にゲットーに早変わり。こちらも映画シンドラーのリストで使われましたが現在はゲストハウスなどになっています。戦後人が寄り付かなかったこの地区を若者が使用し始め、今では若者が集まるおしゃれなバーやカフェが多数あり、また旧市街に比べると非常にリーズナブルです。美味しいポーランド料理やビールを堪能したい方にはぜひともお勧めの地区です。本当のポーランドが味わえるそんな印象を受けました。

 

旅行にかかった費用

旅費:約2万円
ホテル:約1.5万円
観光・レジャー代:約6000円
食事代:約5000万円
お土産代:約2000円
その他:
合計金額:4.8万円

観光へ行く人へのアドバイス

5月なのに寒空、冷たい雨に降られたためとっても寒い日々でしたが、一日だけ快晴を見ることもできました。街はずれの観光箇所はトラムでも行くことができますが徒歩で回ることも可能ですので、歩くのが好きな方は動きやすい靴で自由気ままにお散歩するのも楽しいです。旧市街、特に中央広場周辺はレストランも観光客プライスですがカズミール地区まで行くと気軽に入れるバーがたくさんあるのでお勧めです。また、ヴァヴェル城敷地内の王宮の中などを見学されたい方は必ず予約させることをお勧めします。
輝かしい栄光と史上悲惨な両歴史を持つ美しい街クラクフ、立ち止まって人生を考えさせられる街でもあります。またポーランド料理はとても美味しいのでぜひ訪れてみてください。