旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

マレーシア クアラルンプール

あなたが旅行に行った年月

2017年8月

あなたが旅行に行った回数

22回目

あなたの年齢、性別、職業

50歳、女性、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

夫と二人

旅行の目的

マレーシアでおいしい料理を食べる

旅行中にいった観光スポット

ブキッビンタン

街一番の目抜き通りがこちら、ブキッビンタンです。通りの両側はブランドショップが立ち並び、パビリオンやスターヒル・ギャラリー、Lot10などデパートも集中しています。その一方で、一歩裏側をのぞけば、露天も数多くあり、活気にあふれたエリアです。ブキッビンタンの名前の意味は「星が丘」という意味で、このあたりを世界各地からの観光客も多く歩いています。伊勢丹もLot10の中にあり、日本食のフードコートが地元の人たちにも人気を博しています。旅行者にうれしいのは同じくLot10の地下のフードコート。マレーシア内の郷土料理や人気店がなんと35店舗も軒を連ねていて、1品が10リンギット前後とお手頃価格でペナンやマラッカの味を楽しめるのです。マッサージ店もこのあたりに多くあるので、旅の疲れも癒せます。

 

ペトロナス・ツイン・タワー

クアラルンプールのシンボルと言えばここのツインタワー。映画「エントラップメント」の舞台になっていますが、ツインタワーは高さ452mあるのだそうです。ビジネス系オフィスやフードコート、ショッピングモールなど数多くのショップが入っています。旅行者に関係するのは、86階の展望デッキで街を見下ろしたり、お土産を買うショッピングエリアの散策になるでしょう。この2つのタワーは41階で橋につながれ、行き来が自在となっています。ほかにツインタワーの4階にある「ペトロサインス」という石油がテーマの科学館で、石油が生まれるまでの地層の歴史を館内をめぐるライドカートに乗って見学したり、海上の石油採掘基地にあるオイル掘削の実物を動かしたりと、楽しく科学の勉強ができるアトラクションが充実しています。また、ショッピングエリアにあるフードコートでは、ツイン・タワーのビジネスマンに交じって、ナシレマはチキンライスなどをお得価格で楽しむこともできます。このフードコートの窓際からは、目の前に広がる緑豊かなKLCC公園の噴水や遊歩道など都会のオアシスが見られるので、ふと気持ちが休まりますよ。

 

アロー通り

ブキッビンタン通りからほど近いところにあるアロー通りは、安く食べられる海鮮料理屋台が集まっています。中華料理の貝のスープも絶品ですし、いけすから新鮮なまま調理される魚料理もえもしれぬ味わいです。中華料理店でマレー料理のサテも焼いているのがユニークな存在です。おでんやラクサヌードルなどの軽く食べられるメニューもあれば、蟹を使った豪華な一品も選べるのが、このアロー通りのいいところ。しかもイスラム教国のレストランではしばしばでてこないアルコールも、ここでは普通に注文できますので、ビール片手に舌鼓を打つことが出来るのです。値段も安めの設定ですので、おなかいっぱい海の幸を堪能できます。

 

マスジット・ジャメ

クアラルンプールでは一日5回アザーンが流れます。その祈りの時間に自宅で祈る人もいれば、こちら、寺院に出向いて祈る人もいます。ご紹介するマスジット・ジャメは、クアラルンプール最古と言われるイスラム教寺院で、1909年に建てられたものです。インドのムガール様式に影響を受けていて、レンガ作りの壁に加えて、柱廊はアーチ型になっています。クラン川とゴンバック川の間に位置しており、「クアラルンプール」の地名は「泥の交わるところ」という意味だそうですが、その名前の由来となったのがこのあたりなのだそうです。床は白い大理石でできていて、祈りの場だけに、ここの空間だけは静けさに包まれています。気を付けたいのが金曜はイスラム信者の祈りの時間となっているので、見学不可の時間帯があることです。それ以外の時間は、基本的に中を見ることができますが、宗教施設であることをふまえ、女性は肌を見せる服装を避け、頭にはスカーフ(大判のハンカチもOK)をかぶって入りましょう。男性も短パンやサンダルという軽装は避けておいたほうがよいでしょう。

 

チャイナタウン

どうしてもチャーハンとか、豚肉の料理が食べたいと思ったときにはチャイナタウンに行きましょう。クアラルンプールのチャイナタウンは、植民地だった時代から入植した中華系のひとたちが街を作り上げてきました。朝早くから、饅頭などを売る屋台などが並ぶ狭い路地には、ほかにも中華雑貨やおみやげ物を売るお店などがひしめきあっています。道の両脇にあるお店も、気取らない雰囲気ながら、本格的な肉骨茶や海南チキンライス、濃厚な福建麺や亀ゼリーなどの老舗が軒をつらねています。さらに、チャイナタウンの北西側にあるセントラル・マーケットは、おみやげ物探しに最適なマーケットです。ここでは、中国系の雑貨だけでなく、バティックや籐編みのバッグなどのマレーシア中の民芸品が手に入るのです。とりわけ注目なのは、1階でバティックの色付け体験ができることです。バティックはロウで柄を描き、その上に色を付けて染めるのですが、自分好みの色で染めることができますよ。マレーシアの記念にピッタリです。

 

旅行にかかった費用

旅費:約8万円
ホテル:約5万円
観光・レジャー代:約1万円
食事代:約1万円
お土産代:約1万円
合計金額:16万円

観光へ行く人へのアドバイス

マレーシアは南国のせいか、時間の流れがゆるやかで、常夏の国らしく路上で新鮮なフルーツを売る屋台をよく見つけます。マッサージも格段に安いし、まさに癒しの国、というイメージで、一瞬、敬虔なイスラム教の国であることを忘れてしまいがちです。しかし、レストランに入れば、通常アルコールは販売されていないし、ポークウィンナーも食べることはできません。一日に5回アザーンの放送とともに、人々は祈りをささげているし、この国にいる間は地元の人たちが大事にしているイスラムの文化を尊重することで、相手にとっても心地よいコミュニケーションが生まれてきます。お互いの文化を理解しようと努めることでお互いの交流も深まりますので、その点を注意するようにしましょう。具体的には、イスラム教の地元の方と会う予定があったら、その前に中華料理に行っても豚肉は食べないことや、寺院に見学に行くときにはかぶるためのスカーフを用意しておくことなどです。旅行期間中のエチケットとして、気を付けておきましょう。