旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

アメリカ、ニューヨーク

あなたが旅行に行った年月

2017年8月

あなたが旅行に行った回数

25回目

あなたの年齢、性別、職業

50歳、女性、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

夫と二人

旅行の目的

ニューヨークで心の洗濯をする

旅行中にいった観光スポット

メトロポリタン美術館

マンハッタン島のセントラルパーク沿いに立っている堂々たる様式の美術館です。入場料は大人25ドル、学生12ドルとなっています。5000年にわたる人類の英知の結晶である、あらゆる地域の美術作品を収集しているため、膨大なコレクション数に上っています。古代エジプトのデンドゥール神殿を再現した間や、2500年前のアッシリア時代の門を展示している間は、まるで古の時代にタイムトリップしているかのよう。もちろん、人気のフェルメールの水差しを指す女や、ゴッホの糸杉、モネやピカソもあります。さらにアメリカの近代絵画は言わずもがな、日本の絵画にしても、14世紀の漆塗りの香箱、安土桃山時代の狩野光信の襖絵や江戸時代の尾形光琳の屏風絵など、時代や場所を問わず、貴重なものが数多くコレクションされています。日本語のガイドツアーもありますので、時間をチェックして出かけるといいですよ。深く理解できると思います。

 

自由の女神

アメリカ独立100年を記念して、フランスの有志から送られた、言わずと知れたNYのシンボルです。デザインはドラクロアの有名な絵画「民衆を導く自由の女神」をイメージして作られたもので、1886年に完成したそうです。リバティ島に設置されているため、マンハッタンからはダウンタウン方向の地下鉄に乗り、Bowling Greenで降ります。そこから歩いてバッテリーパークに行き、フェリーに乗って島へ移動することになります。よく見ると女神像は抹茶シェイクのような色をしていますが、表面は銅で覆われていて、それが海風によって化学反応を起こし、あの色になったとのことです。高さは台座の下から93メートルにも及び、中にはまずエレベーターを使って、そこからは螺旋階段を歩いて上がります。ついつい写真撮影の時には女神と同じ、右手を空高く掲げるポーズをとってしまいますが、空の青と女神の抹茶シェイク色のコントラストも美しくて、インスタ映えすること間違いなしです。

 

アメリカ自然史博物館

マンハッタン島の閑静な住宅街、アッパーウェストサイドに位置し、動植物や博物学に関する資料を集めた博物館です。セントラルパークから続く緑豊かな散歩道の中に、上品なローマ風のバシリカが良く溶け込んでいて美しい建物です。映画「ナイト・ミュージアム」の舞台でもあり、中でも、バロザウルスの骨格標本や、 シロナガスクジラの実物大模型など大きな標本には注目が集まっています。鉱物のコーナーにもさまざまな宝石が展示され、有名な世界最大のサファイアもここで見ることが出来ます。また、プラネタリウムも併設されており、Rose Center for Earth and Spaceの一部として、宇宙に関するプログラムを随時上映しています。そのナレーションにはしばしば有名俳優が起用され、物語仕立ての宇宙の起源などを説明するので、ドラマチックな気分でプラネタリウムを堪能できると話題です。入場料は一般23ドル、子どもが13ドルとなっています。

 

チャイナタウン

マンハッタン島のロウワーイーストサイドの東に位置するのが、チャイナタウンです。その歴史は古く、1840年ころから徐々にこのエリアに中華系の移民が増え始め、現在は10万人もの人々がこのエリアに住んでいるとされています。ここに足を踏み入れると、聞こえてくるのは中国語、そこかしこに漂うのもまさに調理された中華料理や海産物のにおいで、明らかに活気が違います。五感で「ああ、ここはアメリカだけど、違う文化空間でもある」と感じてしまう空気感です。目の前にある看板の多くも漢字で書かれていて、屋台からもおいしそうなにおいがプンプンします。ここでおすすめなのは、小籠包がおいしい「Joe’s Shanghai」。肉汁がたまらない蟹肉小籠包や、空心菜炒めが最高においしいのです。よく映画で見られますが、こだわりのあるアメリカ人は、新鮮な海鮮や野菜を求めて、チャイナタウンにやってきます。それはこのエリアの料理のレベルの高さを知っているからです。

 

ブロードウェイ・ミュージカル

タイムズスクウェア一帯にミュージカルを上演する劇場が点在し、わたしは昼のマチネと夜と、一日二回ミュージカルを見ることもしばしばです。直前に劇場にかけこんで「いい席残ってませんか」と聞くと、キャンセルなどで前から2列目なんて席が手に入ったことがありました。世界で一番競争がし烈、とも言われるブロードウェイ。有名俳優ですら、ここでの出演を勝ち取るのは容易ではありません。米倉涼子が2012年にブロードウェイで「Chicago」の主役ロキシーを演じて話題になりましたが、わき役ならばこの地でチャンスをうかがっている日本人の無名俳優たちが、オーディションに通って、起用されることもときどきあります。まだ日本に来ていない話題作が見られるのも、ブロードウェイの魅力です。とにかく、オーディションを勝ち抜いた俳優たちは、歌の声量も演技力もずば抜けてすごい。英語がわからない日本人の友人ですら、ある劇を見終わった時に隣で涙を流していました。俳優たちの演技の迫力で、だいたい筋が分かったそうです。非日常の空間が楽しめますよ。

 

旅行にかかった費用

旅費:約12万円
ホテル:約6万円
観光・レジャー代:約4万円(ミュージカル含む)
食事代:約2万円
お土産代:約6万円
合計金額:30万円

観光へ行く人へのアドバイス

やはり世界の中心と言われるNYだけに、このほかにもjazzのレベルも高いし、料理も多民族国家らしく本格的でおいしいのです。ただ、物価は高いので、お金が無限にあるわけではない場合、どこで節約するかは考慮が必要でしょう。自分の場合は料理はメリハリをつけ、朝や昼は屋台や地元の人と同じような一口ピザ屋や中華系のパン屋を利用しました。競争が激しいNYでは屋台のギリシャ風野菜サンドや、サーモンをはさんだベーグルなどでもレベルが高く、毎回お店を探すのが楽しみでした。屋台でも作り立てだし、チップも不要なのでおすすめです。ホテルも比較サイトでよく探すと、信じられないほどディスカウントされた料金が出てくることもありますので、チェックしてみてください。少し中心地から外れたアッパーウェストサイドなどは治安もよく、地下鉄で中心部まですぐですので、このエリアも検討してみてはいかがでしょうか。近くには高級惣菜店や映画に出てくるようなベーグルショップもあり、暮らすように旅することが出来ますよ。