花香る、なんだかホッとする街セビリア
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
スペイン、セビリア
あなたが旅行に行った年月
2018年4月
あなたが旅行に行った回数
40回
あなたの年齢、性別、職業
40歳、女、主婦
一緒に旅行に行った人の人数
夫と二人
旅行の目的
セビリアの春祭り「フェリア」
旅行中にいった観光スポット
スペイン広場
世界一美しい広場と言われ、映画「スター・ウオーズ」でも使われたこちらの広場。タイル張りのベンチが広場中に備え付けられています。このベンチにはカラフルなタイルでスペイン各都市をモチーフにした絵柄が施され見てるだけでも楽しい場所です。広場の中央には水が流れ橋がかかっていたりと、少しだけスペイン版小さなベネチアの様な印象を受けました。朝早く行ったので日の出と共にキラキラと浮かび上がるカラフルなベンチは更に美しく、また人混みのない中で広場を独占でき、写真撮影もゆっくり出来て良かったです。
マエストランサ闘牛場
こちらの闘牛場では闘牛の行われていない日にガイドの説明と共に、闘牛の歴史に関する資料や過去の闘牛士の肖像画などを見た後、実際に使われる闘牛場のスタンドに入ることができます。見るに堪えない写真も中にはあり、これを文化のひとつと考えるのかどうか、今後も続けていって良いのかなど賛否の別れるところです。しかし、白と金の壁に囲まれ、黄金に輝く砂がびっしりとまっすぐに整備されたスタジオの眺めは美しいの一言。私が行った時は快晴でしたので、青空に囲まれ美しさには更に磨きがかかっていたように思われます。
アルカサル
かつての王宮だったアルカサルの広大な敷地内に入ると南スペインのの観光地、グラナダ・アルハンブラ宮殿の様なパティオや庭園、モザイクのおしゃれな内装が目に焼き付きます。王の趣味や時代の流行に併せて内装がドンドン変わっていったため、カラフルなモザイク、金ピカで豪華な天井、細かな装飾が刻まれた白い壁など敷地内だけで幾多もの時代やアートを鑑賞することができます。私のお気に入りは「乙女の中庭」。回廊に囲まれた小さな運河越しに撮る写真はまるでモデルにでもなったよう。少し疲れたら外の庭で緑を眺めながらカフェでお茶、なんてことも出来てしまいますので、ぜひ時間の許す限りゆっくりと訪れていただきたいスポットです。
カテドラル
世界屈指の大きさを誇るセビリア大聖堂。中に入ると天井の高さにまず圧倒されます。そして、金に輝く主祭壇。こちらは鉄格子で囲まれてますので、中には入れませんが訪問者が揃って格子の間から必死に覗いています。更に注目なのは巨大なパイプオルガン、こちらも近くには寄れませんが首をいくら上げても目に収まらない程の大きさで、ぜひ音色を聞いてみたいと願うばかりでした。大聖堂の中を見たら、ヒラルダの塔へもぜひ登ってみましょう。階段がなくグルグルと坂道を登っていく感じでで大変ですが、塔の上からのセビリアの景色のみでなく、大聖堂を上から見えるという点でもなかなか興味深く素敵な景色でした。
サンタ・クルス街
かつてはユダヤ人が住んでいたこの地域はユダヤ人追放の後、貴族が住みつくようになり入り組んだ細道の両側には白い壁の美しい家々が並びます。現在はお土産屋さんやフラメンコのタブラオが多く並ぶ地域になっておりセビリアの中心地にありながら喧噪から逃れられる優雅なかわいい地域になっています。小さな広場もあり思い思いに休憩をしている人たちが目立ちます。観光スポットに疲れたらお土産探しにもちょうど良い散歩道でした。ただ、少し道が入り組んでいるのでフラメンコ目的の方は迷わないように下見をした方がいいかもしれません。
旅行にかかった費用
旅費:約2万円
ホテル:約2万円
観光・レジャー代:約6000円
食事代:約1.5万円
お土産代:1000円
その他:
合計金額:6.7万円
観光へ行く人へのアドバイス
セビリアはスペインの中でも比較的治安の良い(とはいえ、日本とは違う外国ですのでご注意くださいませ)、落ち着く街です。年間を通してお天気が良いのも1つの要因でしょうか。街に入った瞬間に時間がゆったりと流れているような感じがし、まるで初めて訪れたのではないような優しい雰囲気に包まれます。アルカサルや大聖堂を中心に観光客で賑わってはいますが、時間を少しずらしてみたり少し街中から外れてみると、観光客も大分減りゆっくりと過ごすことができます。真夏は40℃を超す日もあり熱中症にも注意ですが、その他の季節は過ごしやすく青空が広がる日も多いです。ぜひお気に入りのバルやカフェでスペインタパスを試してみてくださいね。