世界遺産から近代都市まで楽しめたフィリピン旅行
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
フィリピン・マニラ、バナウェ
あなたが旅行に行った年月
2019年10月
あなたが旅行に行った回数
8回目
あなたの年齢、性別、職業
36歳、女、主婦
一緒に旅行に行った人の人数
夫と2人の子ども
旅行の目的
友人に会うことと観光
旅行中にいった観光スポット
BGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)
近代都市を思わせる街並みのボニファシオ・グローバル・シティ、略称BGC。フィリピン軍の駐屯地であった場所が再開発された、新しい街です。外資系企業のオフィスや高層マンション、高級ホテル、ショッピングモールなどが集まっており、各国の駐在員も多く暮らしているとのこと。実際、歩いていてもたくさんの外国人とすれ違い、ここは欧米かと思うような雰囲気でした。レストランもおしゃれなお店ばかりで、日本でもまだ珍しいヴィーガンフードのレストランもありました。マニラというと、けたたましいクラクションであふれる道路や、整備の行き届かいていない歩道、ゴミや犬の糞などもそこかしこに落ちているようなイメージでしたが、ここは全くの別世界。ここなら一度は住んでみたいと思うような、クールで刺激的な街でした。
フィリピン大学ディリマン校
“日本の東大”とも言われる、フィリピンの国立大学最高峰のフィリピン大学。その中でも一番大きなキャンパスがケソン市にあるディリマン校です。大学はとても広く、各学部の棟以外にも、いくつもの寮や、食堂、郵便局、教会などがあり、まるでひとつの街のようです。キャンパスの中央には広大な芝生広場があり、その周りをジョギングしている人が何人もいました。訪れた日は35℃くらいの暑い日で、喉が渇いたので道端の露店でブコジュース(ココナッツジュース)を買い、飲みながら散策しました。街中ではスリなどに気を付けなければならないので常に気を張っていたのですが、学内は学生が多いので、広々とした空間で少しのんびりと歩くことができました(もちろん、学生以外にもいろいろな人がいるので、気を付けなければなりませんが)
SMメガモールのおみやげ屋さん「KULTURA」
フィリピン人に友人が薦めてくれたおみやげ屋さん「KULTURA(クルトゥラ)」。フィリピンの伝統服「バロン」やTシャツなどの衣服から、お菓子、コスメ、食器、伝統雑貨など、あらゆるジャンルのものが手に入ります。店内をぶらぶらと見て回るだけでもワクワクしてしまい、気がついたら、あれもこれもと、どんどん買い物かごに商品を入れてしまっていました。店員さんは英語ができるので、わからないことがあれば英語で質問したら、丁寧に答えてもらえます。ちなみに買ったものは、定番のお菓子のドライマンゴーやバナナチップス、ポルボロン、ココナッツパウダー、ジプニーが描かれたTシャツ、かご類、ココナッツオイルを使ったシャンプーとコンディショナー、料理にもコスメにも使えるココナッツオイル、植物のつるで編み込んだコースター、ジプニーやトライシクルのミニチュアなど。日本に帰って、家族や友人に配り、喜んでもらえました。
イントラムロス
スペイン統治時代の雰囲気が残される街、イントラムロス。城塞都市ということで、石造りの街並みで、やはり他とは一風変わった印象でした。統治時代から残される「サン・アグスティン教会」は、世界遺産にも登録された、フィリピン最古の石像教会。中に入ると天井が高く、荘厳な装飾に圧倒されました。今回私たちは乗っていませんが、観光客向けにカレッサと呼ばれる馬車が走っていました。馬車が駆け抜ける様子を見るのも、また雰囲気があって楽しめます。
コルディレーラの棚田
世界遺産にも登録されている、ルソン島北部の標高1000メートル以上の山岳地帯に広がる棚田地帯。現地では、ライステラス、と呼ばれています。日本では見られない規模の棚田で、山の斜面いっぱいに広がる棚田は、息を飲むほど芸術的でした。マニラからは、夜通し走る夜行バスに乗って移動。子どもたちにはちょっと大変な思いをさせてしまいましたが、心から言って良かったと思える景色を見ることができました。現地ではビューポイントへ連れて行ってもらえるツアーに参加。おみやげに、豊作の神様の置物がかわいくて、いくつも買ってしまいました。
旅行にかかった費用
旅費:約10万円
ホテル:約3万円
観光・レジャー代:約4万円
食事代:約2万円
お土産代:約2万円
合計金額:約21万円
観光へ行く人へのアドバイス
マニラは今、そこかしこで都市の開発が進んでおり、とても勢いを感じる都市です。都市部には日本とは比べものにならないくらい大規模なショッピングモールがありますし、日本とは違う途上国ならではのパワーを感じられるので、とても刺激的な旅をすることができます。一方で、相変わらず貧困層も多く、物乞いの人々やスリなどもやはり多いので、貴重品の管理には厳重に注意を払いながら、旅を楽しんでほしいと思います。