旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イスラエル…エルサレム、テルアビブ、エンボケック(死海)

あなたが旅行に行った年月

2019年9月

あなたが旅行に行った回数

9回目

あなたの年齢、性別、職業

26歳、女性、会社員(金融)

一緒に旅行に行った人の人数

大学時代の友人と2人

旅行の目的

嘆きの壁、死海の浮遊体験

旅行中にいった観光スポット

嘆きの壁

イスラエルにおける聖地の一つ。ユダヤ教の聖地であり、世界中のユダヤ教徒が集まります。私の目的は「超正統派ユダヤ教徒」と呼ばれる人々をこの目で見ることでした。彼らは敬虔なユダヤ教徒として知られており、イスラエル政府からお金を貰って生活しながら、労働の代わりに神に祈っています。全身黒装束に髭をはやし、シルクハットを被って壁に祈りを捧げる人々がたくさんおり、異国情緒たっぷりの場所でした。祈る場所は仕切りがあり、男女で分かれていますが、背伸びすれば覗き見可能です。ちなみに、願いを書いた紙を壁に挟むと願いが叶うと言われているそうです。

 

岩のドーム

嘆きの壁の隣にあり、イスラム教の聖地として知られています。観光客の場合でも服装には厳しく、腕や足が露出している場合は黒い布を羽織るよう指示されます。友人はオフショルにショートパンツだったので黒い布を渡されていましたが、被るとカオナシのような格好になってしまいました。肝心の岩のドームは、流石イスラム建築とあって鮮やかで美しかったです。しかし、内部はムスリム以外への一般公開されていないため、外観だけしか見れませんでした。あと、公開時間が限られており14:30まででクローズされるので訪問時間には注意が必要です。

 

オリーブ山

日没の時間帯を狙って夕日を見るため訪問しました。すぐ下にユダヤ教徒の墓地が見下ろせます。墓地と言っても日本人が想像するような陰湿な雰囲気ではなく、街の景観と同じ色で墓石が統一されており、とても美しかったです。丁度超正統派ユダヤ教徒が墓参りしているところを見ることができました。旧市街地からオリーブ山へは、アラブバスと呼ばれるアラブ人ばかり乗っているバスで行きました。100円ほどで乗れるのですが、アジア人の乗客が全くいないので、少し怖かったです。また、日没後は治安が悪くなるエリアと言われているので暗くなる前に市街地に戻るようにしました。

 

エンボケック(死海)

海水の塩分濃度は3%程度ですが、死海は30%程度と言われています。実際に入ってみると、海水よりヌルヌルとしていて熱く、肌にまとわりついてくるような感覚です。海にある砂浜が全て塩のボール(ゴルフボールほどのサイズ)のようなものでできており、素足で入ると激痛です。また、シャワーを浴びる際、顔についた死海の水滴には充分気を付けてください。洗い流す時少し目に入るだけで激痛が走り、目が全く開けられなくなりました。あと、30分以上入り続けると浸透圧がおかしくなり、翌日起き上がれなくなるそうなので注意が必要です。私は10分入って上がることを心がけていました。体は本当に浮くので本を持ったりして写真撮影を楽しむことができました。

 

テルアビブ

最終日にテルアビブ市内でショッピングと食事をしました。日本でも有名なSABONの一号店にも行ってきました。日本で買うより約3割安いので沢山買ってしまいました。日本では売っていない、固形石鹸のコーナーがあり、色々な香りの石鹸が量り売りされていました。イスラエルは物価が高いことで有名ですが、テルアビブは特に物価が高く、タイ料理店に入ったところ、ランチなのに一人5000円もかかってしまい大変驚きました。私達は入らなかったのですが、すぐ近くにビーチがあり、海水浴客で賑わっていました。あと一泊あれば海水浴もしたかったと思いました。

 

旅行にかかった費用

旅費:約4万円
ホテル:約2万円
観光・レジャー代:約3万円
食事代:約1.5万円
お土産代:約2万円
その他:
合計金額:13.5万円

観光へ行く人へのアドバイス

イスラエルと聞くと、治安が悪いイメージが先行すると思いますが、治安は全く問題ありません。特にエルサレムは景観が美しい上ゴミも全く落ちていません。日本以外であそこまで清潔で衛生的な国は初めてでした。ベストシーズンは乾季ですが、かなり空気が乾燥していて喉が終始イガイガしていました。のど飴を持っていくことをお勧めします。市内は公共交通機関が発達していて、日本で言うSuicaのようなプリペイドカード通称「ラヴカヴ」を発行すると、路線バスや長距離バスも簡単に利用できるので必ず発行しましょう。乗り継いだ2本目のバスは運賃が無料になります。ラヴカヴを駆使したおかげで現地の交通費はほとんどかかりませんでした。しかし、前述の通りかなり物価が高いので特に食費は覚悟した方が良いです。