旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ネパール、インド、モンゴル、シンガポール

あなたが旅行に行った年月

ネパール:1963~2000 
インド:2014~2000 
モンゴル:1988

あなたが旅行に行った回数

30回以上

あなたの年齢、性別、職業

74歳、女性、児童文学作家

一緒に旅行に行った人の人数

ネパール:息子、息子の友人ら5,6名。
インド:一人旅。
モンゴル:夫婦のみ

旅行の目的

違う風景が見たい。ヒマラヤ、ガンジス河をこの目で見たい

旅行中にいった観光スポット

スワヤンブナート

スワヤンブナートはチベット仏教寺院。めくほど高い階段の上にあり、トレッキングの足慣らしに良いので、いつも登っていた。敬虔なチベットの人々は五体投地でお参りする。信仰とはと考える良いきっかけにもなった。ネパールにはチベット動乱の際、逃げてきた人々の難民キャンプがいくつもある。私が訪れたのは、トレッキングの出発点でもあるポカラの難民キャンプ。子どもたちのためのクリケット場、カラフルな寺院。ヒマラヤもくっきり見え、明るい雰囲気にびっくりした。寺院のお坊さんが商売熱心で、お守りなどをしつこく売りつけるのも珍しく、楽しかった。が、シャワーは外で共同など、ツーリストにはうかがい知れない生活の苦しさがあるようで、心が痛んだ。

 

遊牧民のゲル

ウランバートルから1時間ほどのゲル(移動式住居)のキャンプに宿泊。夫が長い休暇が取れないため、5日間の旅。肉まんのようなゲルの中は清潔、カラフル。まん中にダルマストーブがあり、夕刻冷えてくると薪を燃やす。ところで、なぜモンゴルへ?目標は大草原の乗馬トレッキング。が、日本での乗馬体験はほぼゼロ。サラブレッドは体高が高いので、とても自信がなく、ラフなスタイルで乗せてくれる馬場にたった一回行っただけ。けれども、いざモンゴルへ行ってみると、モンゴルの馬は道産子と同じ。156㎝の私でも、ひょいとまたがれる。けれども、とろとろ走っている私の馬に向かって、大きな車があらわれ、馬はパニックになり、全力疾走の馬から落馬。片足があぶみからはずれず、かなりひきずられた。
9月には雪が降るモンゴルには冷蔵庫も氷ない。痛めた肩を、生肉で冷やした。これは効いた。しかし、右の太ももに赤紫色のひずめのあとが。こちらは数週間消えなかった。今となっては懐かしい、遠い日の思い出。

 

マーライオン

マーライオンはシンガポールの象徴なのだろうか?あちこちに大小さまざまなマーライオンがいて、困ってしまった。とりあえず。まだ幼い次男と、さえないマーライオン像のツーショットを撮った。子どもたちは暑いからホテルでゲームをしたいという。私たちには渡りに船。子どℳを送り届けてから、ラッフルズホテルへ。サマセット・モームが『雨』を執筆したラッフルズホテル。古めかしいが、威厳があった。中庭で、いろいろな本に出てくるハイティーを堪能。贅沢な時間だった。
ところで、シンガポールに着いてびっくりしたのは、ゴージャスなホテルがところせましと林立していること。ホテル内のレストランも美味でした。家族4人の海外はシンガポールが初めてで、その意味でも大切な思い出として、心の奥にしまってある。

 

バラナシ、インディア

ヒンドゥー教では、バラナシはもっとも神聖な都とされている。水際は神聖なので、裸足にならなければならない。まあ、慣れてしまえばどうということもないのだが、一番凝ったのはトイレ。日本のようにコンビニや、駅のトイレもない。公衆トイレは5ルピーで使えるけれど、ずらっと並んだドアの一つを開けると阿鼻叫喚ということも。バラナシには60以上のガート(沐浴場)がある。毎年通っているうち、ただ河と対峙するだけでは物足りなくなってきて、日本から持参した絹のサリーを着て、沐浴を果たした。以外にもガンジスの水はさらさらしていて、肌にも心にも優しかった。
それからは毎年、沐浴をしにバラナシへ。しかし、コロナ禍のせいもあり(私は既往症があり、ワクチンが打てない)、まだまだガンジスもヒマラヤも遠い。行きたいところへ自由に行ける日が戻ってくることを祈っている。

 

ネパール、バラナシに通うようになってからほかの国には行っていない。

上記に同じ。ネパール、インドに通うようになってから、ほかの国には行っていないため書くことがありません。あと何年生きるかは、神のみぞ知るですが、タイトルにも託したように世界は広い。行ってみたいところはたくさんあります。たとえば、カッパドキア。サハラ砂漠。マチュプチュの遺跡……。今の若い人たちが、私よりももっと広い世界を見ることが来ますように、お祈りします。

 

旅行にかかった費用

ネパール:旅費:約9万円
ホテル:2週間:約5万円
観光・レジャー代:約5000円
食事代:約2万円
お土産代:約5千円
その他:チップ少額
合計金額:約18万円

観光へ行く人へのアドバイス

ネパールは4月~7月が雨季。日本の梅雨とちがい、突然ものすごいスコールが来て、道が川になる。ヒルも出る。インドは一番熱いのは5月。私は42度を経験したことがあるが、ペットボトルの水があっという間にお湯になった。この時期の旅行は避けたほうが良いです。