旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ギリシャ、アテネ

あなたが旅行に行った年月

2019年5月

あなたが旅行に行った回数

20回目

あなたの年齢、性別、職業

44歳、男、自営業

一緒に旅行に行った人の人数

一人

旅行の目的

歴史遺産巡り

旅行中にいった観光スポット

リカヴィトスの丘

アテネの街に到着したら2つの丘が目に入ります。1つはお馴染みのアクロポリスの丘で、これは見間違えようがありません。もう1つのシフォンケーキのように盛り上がっている高まりが、リカヴィトスの丘です。麓は急坂の住宅街ですが、高い方を目指して進んでいけば、迷うことはないかと思います。短いケーブルカーもあるようですが、私は足で登りました。頂上付近はカフェの敷地のようになっていますが、気にせず突っ切って進みましょう。その奥に小さな教会と展望台があります。ここから無料でアテネの街を一望できます。

 

アクロポリスの丘

アテネを初めて訪れたら、ここに登らないわけにはいきません。麓でチケットを購入してから入場します。私は他の観光スポットも含まれる共通チケットを購入しました。丘の入口へと続く大理石の階段は滑りやすいので、注意しましょう。丘の上に出ればエーゲ海を眺めることもできます。ただし城壁に足をかけて体を乗り出して見ていると、笛を吹く係員に注意されます。また時間帯によっては非常に混雑するようでしたので、空いているタイミングを見計らって訪れるのが良いでしょう。

 

フィロパボスの丘

アクロポリスの南東に広がる小さな丘です。バス駐車場の裏手に当たります。アクロポリスの喧噪とは無縁の静かな森がここにあります。小鳥のさえずりが聞こえるほどです。無料で自由に出入りできます。麓には死刑の判決を受けたソクラテスを閉じ込めたとされる牢屋の跡があります。丘の頂上へと到る小径は何本かあるようですが、どの道を進んでも迷うことはないでしょう。頂上の広場からアクロポリスの丘もリカヴィトスの丘も、よく眺めることができます。ここが滞在中の私のお気に入りのスポットでした。

 

ピレウス

海を見たいと思ったらピレウスまで足を伸ばしましょう。遠くない地下鉄の終着駅です。ここが、エーゲ海に浮かぶ島々へと観光客を運ぶフェリーの一大発着場になっています。アテネの中心街とは少し違った雰囲気を味わえるでしょう。古代にはこの港とアテネを直結する城壁が建設されていたそうです。サッカー場とオリンピック会場そばのSEF駅から路面電車に乗れば、グリファダ方面へと海沿いに南下することができます。線路の対面にビーチリゾートが並んでいます。

 

デルフィ

バスを使って、アポロン神殿と神託で有名なデルフィに一泊旅行に出かけました。大型バスで片道3時間前後だったかと思います。途中、アラホヴァという山肌に張り付く小さな町を通過します。デルフィも目の前が谷の地形で、ホテルのベランダから対面する山並みを眺めることができるのですが、私は見飽きることがありませんでした。遠目にはコリントス湾の一部も見えます。小さな町です。ホテルからアポロン神殿や考古学博物館までは歩いて行くことができます。静かに古代に思いを馳せたい人におすすめです。

 

旅行にかかった費用

旅費:約10万円
ホテル:約3.5万円
観光・レジャー代:約1.5万円
食事代:約1.5万円
お土産代:約0.5万円
合計金額:約17.0万円

観光へ行く人へのアドバイス

5月中旬に旅行しました。信頼できる知人から「ギリシャに行くなら5月だ。なぜなら気候が素晴らしいから」と聞いていたので、いつかその季節に訪れたいと思っていました。確かに過ごしやすく、地中海性気候と言うのでしょうか、雨がパラッと降ることはあっても、すぐに青空に戻る感じでした。また、その時期はなかなか日が暮れないので、外で長く遊べることも魅力です。なお現地の男性には黒々とひげを生やした人が多いのですが、おそらく流行なのだと思います。怖がる必要はありません。英語はホテルでも小さな売店でも、問題なく通じました。