大感動！シルクロードの都サマルカンド

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ウズベキスタン、サマルカンド

あなたが旅行に行った年月

2023年6月

あなたが旅行に行った回数

9回目

あなたの年齢、性別、職業

20歳、女、学生

一緒に旅行に行った人の人数

母と二人

旅行の目的

世界遺産巡り

旅行中にいった観光スポット

レギスタン広場

サマルカンドで最も有名と言える観光地で、ウルグベクメドレセ、シェルドルメドレセ、ティラカリメドレセという3つのメドレセ（神学校）が周りに建っています。有名な天文学者、ウルグベクによって建てられたウルグベクメドレセは星をモチーフにした模様が施され、シェルドルメドレセには、偶像が禁止されているイスラム教では珍しいトラの絵や顔の描かれた太陽が描かれています。ティラカリメドレの内部の天井は金に覆われていました。この3つに共通していたのは、気の遠くなるような細かい模様が施されていたところでした。その模様の美しさ、芸の細かさに圧倒されました。夜はライトアップやプロジェクションマッピングもあり、とても綺麗でした。

シャーヒズィンダ廟

ウズベキスタンの英雄である、アミール・ティムールの親族や近しい人たちが眠る廟群で、200メートルほどの回廊に沿ってたくさんの廟が並んでいます。様々な色調の青のタイルで覆われた廟建ち並び、視界を青で覆われたその景色は、息を呑むほど美しかったです。また、そのうちのいくつかには内部にも美しい装飾が施されていて（未完成で中身が真っ白の廟もあり）思わず時を忘れてじっと天井を見上げてしまうほどでした。レギスタン広場と同じように、幾何学模様や文字が細かく装飾として施され、圧巻でした。

シャフリサブス

ウズベキスタンの英雄、アミール・ティムールの出身地です。サマルカンドから車で1時間30分ほどの距離にあります。ティムールは自分の故郷であるシャフリサブスへの埋葬を望みましたが、かなわず、サマルカンドに眠っています。この町では、ティムールの墓となる予定だった場所を見ることができます。自分の最後の願いが叶わなかったティムールの無念に思いをはせてきました。この町はサマルカンドなどと比べて静かで人が少なく、のどかな印象でした。

ビビハニムモスク

アミール・ティムールの第一夫人で最愛の妻、ビビハニムのために作られた巨大なモスクです。悲しい裏話、というかエピソードもあるこのモスクは、難工事を急がせたことと、その大きさによる構造上の弱さ、問題があり、天井が崩れてしましました。これによってモスクは利用されなくなり、内部は荒廃してしましました。ティムールにとっての一大プロジェクトだっただけに、廃墟と化してしまったモスクにもの悲しさを感じました。現在は外観が修復され、当時の栄華を垣間見ることができました。

グル・アミール（ティムール廟）

元はアミール・ティムールが戦死した孫のために建てた廟でした。しかし、ティムールもその後すぐに亡くなりました。彼は故郷シャフリサブスへの、シンプルな埋葬を望みましたが、天候や政治上の様々な理由により、それはかなわず、代わりにここ、グル・アミールに埋葬されることになりました。内部は金で覆われ、ティムール自身の墓標は唯一黒いのですぐに区別がつきました。実際の亡骸はその墓標の3メートル下の地下にあります。故郷でのシンプルな埋葬を望んだにもかかわらず、サマルカンドで華美な埋葬をされてしまったティムールの無念さが沁みました。