旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

オーストラリア(シドニー・ケアンズ)

あなたが旅行に行った年月

2017年8月

あなたが旅行に行った回数

1回目

あなたの年齢、性別、職業

40代 公務員

一緒に旅行に行った人の人数

妻と2人

旅行の目的

新婚旅行

旅行中にいった観光スポット

パロネラパーク

新婚旅行で訪れたオーストラリアのパロネラパークは、まるで物語の中に迷い込んだような幻想的な場所でした。
熱帯雨林の中に佇む古びた城、ツタが絡まる階段、そして美しい滝の流れる風景。
どこを切り取っても絵になる光景に、私たちは夢中で写真を撮りました。

特に印象に残っているのは、夜のライトアップツアーです。昼間とは違い、ライトに照らされた廃墟の城がより神秘的な雰囲気を醸し出していました。
ガイドさんが語るパロネラパークの歴史も心に響きました。
創設者ホセ・パロネラの「愛する妻のためにお城を建てる」というロマンチックな物語を聞きながら、夫と手をつないで歩いた時間は、まさに新婚旅行にふさわしい特別なひとときでした。

帰り際、空を見上げると、南半球ならではの満天の星空が広がっていました。
オーストラリアの大自然とパロネラパークの魅力に包まれたこの旅は、私たち夫婦の大切な思い出として、これからも色褪せないです。

 

グレートバリアリーフ

グレートバリアリーフは、まさに別世界のような美しさでした。
ボートで沖へ向かい、透き通る青い海に飛び込むと、目の前に広がるのはカラフルなサンゴ礁と無数の熱帯魚たち。
シュノーケルをつけて泳ぎながら、夫と手を取り合って感動を分かち合いました。

特に忘れられないのは、ウミガメとの出会いです。
のんびりと優雅に泳ぐ姿に見とれながらそっと近づくと、一瞬だけ目が合った気がして、心が通じ合ったような気持ちになりました。
その穏やかな表情に、旅の疲れも吹き飛ぶようでした。

また、船上で見た海の色の変化も印象的でした。
朝の淡いブルーから、太陽が高くなるにつれて深みのあるエメラルドグリーンへと変わり、夕方には黄金色に輝く水面が広がる――その美しさに何度もため息が出ました。

グレートバリアリーフの壮大な自然と、そこで過ごした特別な時間は、これからも二人の心の宝物です。

 

キュランダ村

キュランダ村は、緑豊かな熱帯雨林に囲まれた、まるで隠れ家のような場所でした。アンティーク調のショップやアートギャラリーが並び、歩くだけでワクワクする雰囲気。マーケットには手作りの雑貨やジュエリーが並び、どれも温かみのあるものばかりでした。

その中で、私たちはアクセサリー作りの体験ができるお店に立ち寄りました。
夫は私のためにブレスレットを、私は夫のためにネックレスを作ることに。
色とりどりの天然石の中から、お互いに似合いそうなものを選び、思いを込めてデザインしました。
手先が不器用な夫が一生懸命作ってくれたブレスレットは、少し歪んでいたけれど、それがまた愛おしくて、ずっと大切にしようと思いました。

完成したアクセサリーをお互いにそっと手渡した瞬間、どこか照れくさくて、でもとても幸せな気持ちになりました。
キュランダの穏やかな空気の中で過ごしたこのひとときは、旅の中でも特に温かい思い出として心に残っています。

 

デインツリー熱帯雨林

ケアンズからのデインツリー熱帯雨林ツアーは、新婚旅行の中でも特に冒険心をくすぐられる体験でした。
朝、専用の4WD車に乗り込み、ガイドさんの説明を聞きながら北へと向かいました。
道中、熱帯雨林がどんどん深くなり、まるで太古の世界に迷い込んだような感覚に。

デインツリー川ではクルーズに乗り、ワニがひっそりと水面から顔を出す姿を発見!
間近で見るワニの迫力にドキドキしながらも、ガイドさんの「彼らは意外とおとなしいよ」という言葉に少し安心しました。
その後、森の中を散策すると、見たこともない巨大なシダや不思議な形の木々が生い茂り、まさにジュラシックパークの世界。
鳥のさえずりと川のせせらぎに包まれながら歩く時間は、心が洗われるようでした。

ツアーのハイライトは、ケープ・トリビュレーションのビーチ。
ここは「熱帯雨林が海と出会う場所」として知られ、エメラルドグリーンの海と深い緑の森が交わる絶景が広がっていました。
足元に白い砂を感じながら、夫と並んで遠くの水平線を眺めると、言葉にならないほどの幸福感に包まれました。

 

オペラハウス

オペラハウスは、新婚旅行の最後を締めくくる特別な場所でした。
昼間に遠くから眺めた時は、その白い貝殻のような独特のデザインに感動しましたが、夜になるとライトアップされて、さらに幻想的な美しさを放っていました。

せっかくなので、私たちはオペラハウスで本物の舞台を楽しむことにしました。
チケットを手にして中に入ると、想像以上に壮麗な空間が広がり、少し背筋が伸びるような気持ちになりました。
劇が始まると、美しい音楽と演技に引き込まれ、気づけば時間を忘れて見入っていました。
夫と手をつなぎながら感動を共有できたことが、とても幸せでした。

終演後、オペラハウスの外に出ると、目の前には夜のハーバーブリッジと静かに揺れる海。その光景があまりにも美しく、二人でしばらく何も言わずに見つめていました。
旅の終わりが近づいていることを感じながらも、これからの二人の人生が素晴らしいものになるような、そんな希望に満ちた気持ちになりました。

オペラハウスで過ごした夜は、新婚旅行の最高の締めくくりとなり、二人の心に深く刻まれた思い出になりました。

 

旅行にかかった費用

1. 航空券代: 往復で約8万円~12万円
2. 宿泊費: 1泊あたり約4,000円~8,000円。7泊で合計約2.8万円~5.6万円
3. 食費: 1日あたり約2,000円~3,000円。
4. 観光費用: 約1万円~2万円。のフェリー代や、ツアー参加などが含まれます。
5. 交通費: 約5,000円~1万円。

観光へ行く人へのアドバイス

やはり、日本には無い自然、特にバリアリーフ等の海はとてもきれいです。
食べ物は人によっては合わない人もいるかもしれません。
現地の人は体が大きいので、服を買うのは、よくサイズを確かめてください。
私自信は多少、英語がしゃべることができるのですが、不安な方は、日本語ガイドを付けた方がよいかもしれません。
現地の人たちはとてもやさしくて、楽しい時間を過ごせました。