冬のネパールの充実した海外旅行
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
ネパール、カトマンズ、ポカラ、パナウティ、パシュパティナート、ボダナート
あなたが旅行に行った年月
2015年12月
あなたが旅行に行った回数
29回
あなたの年齢、性別、職業
39歳 女性 会社員
一緒に旅行に行った人の人数
友人と二人
旅行の目的
世界遺産めぐり、街めぐり。
旅行中にいった観光スポット
ポカラ
カトマンズより自然が豊かで空気が澄んでいて、冬でしたが暖かかったです。ヒマラヤ登山やトレッキングの中継地でもあるので、日本人も比較的多く、日本語を話す現地の方もいて、安心できました。私たちは登山が目的ではなかったのですが、タクシーでも気軽に行けるサランコットという丘から見た8000m峰のアンナプルナ連峰には感激しました。ペワ湖という湖でのんびりボートに乗ることもできました。カトマンズの喧噪から離れ、落ち着いたひと時が過ごせました。
パシュパティナート
世界遺産に登録されています。ネパール最大のヒンドゥ教の寺院があり、近くのバグマティ川の岸辺では、ヒンドゥ教の儀礼にのっとった火葬が行われていました。観光客もその一部始終を間近で見ることが出来ますが、日本人の私たちには衝撃的でした。修行者であるサドゥや巡礼者も多くいて、ここがヒンドゥ教の聖地であることを実感しました。入場料は1000ルピーと少々高めでしたが、ネパールの人口の90%を占めるヒンドゥ教徒に理解を深めるには格好の場所だと思いました。
カトマンズ
『人より神様の方が多い町』―と聞いていましたが、あちこちに祠や寺院があり、まさに宗教都市でした!レンガ造りの建物や、木彫りの装飾を施した建物が多く、町を歩いているだけでノスタルジックな気分に浸れます。ダルバール広場の一角にある生き神様(クマリ)の住む館にも無料で入れましたが、残念ながらお布施をしないと顔を見せてくれないとのことでした。広場の周りには、食べ物、洋服、土産物などの露店も出ていて、一日中楽しめました。
ボダナート
ネパール最大の仏塔(高さ36m)を持つチベット仏教寺院で、世界遺産に登録されています。入場料は一人200ルピー。小高い山の上に建つので、私たちは長くて急な階段を上りましたが、タクシーでも行けるそうです。階段には野生の猿が沢山いるので、食べ物を手に持って上るのは危険です。この日は晴れていたので、寺院の中からカトマンズ盆地を一望することができました。一度回すとお経を一回唱えたことになるという「マニ車」を、信者たちが一心に回している姿が印象的な寺院でした。麓には、仏具屋さんや外国人向けのお土産屋さんも多かったです。
パナウティ
カトマンズからローカルバスで約1時間半。ネワール様式の寺院が点在する、パナウティという町に到着しました(バス片道約70ルピー)。この町の見所の一つは、街外れの川のほとりに建つ、クリシュナ寺院です。ネワール族独特の技法で‛透かし彫り‘が施されたこの寺院は、どこから見てもフォルムが美しく、見ていて飽きません。しかしまだ知名度は低く、街には一日いましたが、私たち以外に外国人観光客の姿はありませんでした。ネパールの穴場的観光地と言えると思います。そんな田舎町ですが、12年に1度の祭り、「マゲサンクラティ祭」の日には、国内外から何十万人もの信者が沐浴に訪れるそうです。この町にそれほどの人数が大挙して押し寄せるとは…冗談かと思ってしまうほど、想像の域を超えてしまいます。
旅行にかかった費用
飛行機代:約8万円
ホテル:約5000円
観光・レジャー代:約8000円
食事代:約5000円
お土産代:約1万円
その他:
合計金額:10.8万円
観光へ行く人へのアドバイス
冬のネパールということで、寒さが心配でしたが、訪れた全ての地で雪は降らず、寒さで観光が嫌になるということもなく、フリースを一枚持っていけば大丈夫な程度でした。ただ、夜は冷え込みましたので、パジャマ用に厚めの服を持っていくか、ホテルで余分に毛布などを借りると良いと思います(貸してくれない所もあります)。ツアーではなかったので、ホテルを自分たちで確保する必要がありましたが、比較的チベット系の方が経営する宿は安く、親切でした。カトマンズからポカラまでの飛行機はよく遅延やキャンセルになるので使わず、今回は時間もあったので往復バスで移動しました。バスは時間がかかりますが、確実で安いです。街中で片道のチケットが500円前後で購入できます。途中、トイレ休憩や昼食のための休憩もあります。道中の街並みや段段畑を眺めながらのバスの旅も一興です。