北イタリアへ友人二人旅。ミラノ、ベネツィアへ。
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
イタリア、ミラノ・ベネツィア
あなたが旅行に行った年月
2018年4月
あなたが旅行に行った回数
2回目
あなたの年齢、性別、職業
31歳、男、製造業
一緒に旅行に行った人の人数
友人と二人
旅行の目的
北イタリアの文化を知る目的
旅行中にいった観光スポット
スフォルツェスコ城
この城の周囲の環境はミラノでも近代的な雰囲気でした。万博の時に作られたモニュメントが残り、周囲の道路は自転車愛好家やジョギングを楽しむ人が多く、現代のミラノっ子のスポットのような印象です。内部はアルファロメオのマークに似たこの地方の領主のエンブレムが印象的、一部の内部エリアは美術学校の校舎として実際に使われているようなので、そのエリアは進入禁止になっていました。無骨な実践的な城郭という印象の外部とは異なり、内部は美術的なセンスであふれ優雅なつくりになっていたのが印象的です。
スカラ座
ミラノの市街地の中心で、人が多く何となく雑多な印象で、しかも一部工事中というこれがスカラ座という悪い印象を植え付けられてしまったかに思えましたが、内部に入ったら腰が抜けそうなくらい壮観な眺めで世界に名だたるという枕詞が似合う、どこぞのRPGに出てきそうな内部でした。こういった業界に携わる全世界の人々のあこがれであるというのは、あながち間違ってはいません。外見で判断してはいけないというのは人だけでなくスカラ座も例外ではありません。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
中心部近くにありながら、比較的落ち着いていて(土産ものを売る売り子は何となく騒がしかったが)、宗教施設であることを感じさせます。ミラノにしては質素な印象のファザードですが、背後に控える建物は古いながらも威容を放っていました。一番の目的はレオナルドダヴィンチの「最後の晩餐」。幾重もの扉をくぐって人数制限のある室内へ。想像以上の巨大な作品で驚きもさることながら撮影も可能というが驚き。フラッシュは禁止ですが、一部の機械音痴がフラッシュを焚いていて、係員に大目玉を食らっていました。
ミラノのドゥオモ
外見がもう夢に出てきそうなくらい神々しい作りで、大都市ミラノの中心に鎮座する大きな教会でした。建物上部の先端にある無数の突起には聖人と思われる精緻な彫刻が置いてあり、壁面にはこれでもかというほどの彫刻、正面左に少し行ったところにアジア系企業のスマホの広告があったのはちょっと残念でしたが、中に入ると、そのまばゆいばかりの絢爛たる内装にくだらないことも忘れさせてくれます。イタリア最大のゴシック教会の名前に恥じない建物です。
サン・マルコ寺院
ベネチアの狭い島の中にありながら堂々たる威容を誇る巨大な建築物です。あるゲームのパッケージで見たことがあるような(ゲームに出てきそうなくらい非現実的な)教会でイタリアの有力海洋国家ベネチアの往時の姿を知ることができます。内部も豪華なつくりで、お金は別料金でしたが天井のモザイクを間近で見せてくれたのは感動的でした。大変混んでいるのですが、ちょっとお金を出して別レーンで入ったり、快適な見学をするにはちょっとお金のかかる施設ですが、それに違わぬ魅力をくれます。
旅行にかかった費用
旅費:約19万円
ホテル:約5万円
観光・レジャー代:約4万円
食事代:約3万円
お土産代:約3万円
その他:約3万円
合計金額:約38万円
観光へ行く人へのアドバイス
お金の使い方が下手過ぎてかなり散財してしまいました(航空券はもっと安くなったはず)。ベネチアの本島の宿はとても高く、賢い人は対岸のメストレで宿を取るようです(本島よりも遥かに安く近代的なホテルが多い)。旅慣れた人であれば半額以下の出費で行ける旅でしょう。