ヨーロッパ最後の社会主義国家ベラルーシに行ってみた!

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ベラルーシ、ミンスク

あなたが旅行に行った年月

2018年9月

あなたが旅行に行った回数

11回

あなたの年齢、性別、職業

28歳、女、SE

一緒に旅行に行った人の人数

一人

旅行の目的

バルト三国に入国する前に立ち寄りたかった。

旅行中にいった観光スポット

涙の島

ミンスクを流れるズヴィスロチ川にある人工島です。この人工島には、1979年から10年弱続いたアフガニスタン戦争にて犠牲となったベラルーシ人が眠っている場所です。モニュメントや銅像、碑等が小さな島のあちこちにあり、島全体で悲しみを表現しています。また、この島で見ておきたいものとして、涙を流している天使の銅像です。ゆっくりと1滴ずつ、天使の顔から涙が滴っており、戦争の悲しさや平和について考えさせられます。

 

聖シモン・エレーナ教会

独立広場と呼ばれるミンスクの中心的な土地に、赤いレンガ造りの教会があります。ロシアの影響が強いこの国では珍しい、ローマ・カトリック教会です。1910年に作られた教会ですが、ソ連時代は教会として使用することを禁止されたため、なんと映画館として使われていました。外見は赤く、ミンスクの曇り空のような街並みにとても映える建物ですが、内装としては白がベースとなっており、とても落ち着いた雰囲気となっています。ただし、2018年9月では、外壁の工事中であったため、赤いレンガの外観を一部しか見ることが出来ませんでした。

 

聖霊大聖堂

ロシア正教会の教会となっており、ベラルーシのロシア正教会の中心となっている建物です。歴史もある教会であり、当初はカトリック教会として建設されています。その後、1852年にロシア正教へ改宗をし、今に至ります。この教会の前は綺麗に整備されており、観光客も多いエリアです。また、お土産屋さんも多くありますし、イベントなんかもやっていたりするので、教会に興味が無くても訪れる価値があります。夜には、この教会を中心にイルミネーションでライトアップされ、社会主義を感じる不思議な雰囲気となりますが、地元の方のデートスポットとなっているようです。

 

レーニン像

旧ソ連が崩壊した際、そのほとんどが破壊されたり禁止されたレーニン像ですが、ここ、ベラルーシにはまだ残っているんです。ミンスクにある独立広場とよばれる国会議事堂がある広場に行くと、国会議事堂の目の前に大きなレーニン像があります。街中は意外と発展しているため忘れてしまいますが、やはりこういったふとした瞬間に社会主義国家であったことを思い出します。そして、レーニン像近くの階段から地下に入ると、なんとショッピングモールが広がっています。そのため、地上にはあまり人がいませんが、レーニン像を見た後に地下のショッピングモールに行くのがおすすめです。

 

オペラ座

日程と公演時間の都合上、観劇は出来なかったのですが、ミンスクのバレエは有名であり、そのバレエはこのオペラ座で見ることが出来ます。しかも、お値段も他のヨーロッパ諸国と比較してもかなり安いです。公演のある日にミンスクに滞在しているなら、必ず見に行くべきだと思います。私は見れなかった悔しさで、日中にオペラ座に立ち寄りました。広い公園や綺麗な噴水があり、市民の憩いの場となっていました。また、劇場前に広がる公園では、芝の中で踊りの練習をしている方がいたり、ベンチで眠っている人やお散歩中の方がいたりと、のどかな雰囲気です。

 

旅行にかかった費用

ホテル:1,000円程度
観光:0円
食事代:2,000円程度
お土産代:2,000円程度
交通費:45,200円
(飛行機:日本⇒ミンスクのみ)
その他:1,000円程度
合計:50,200円

観光へ行く人へのアドバイス

ホテルやちょっと良いレストランでは英語が通じますが、コンビニやスーパーといった、地元の方の利用が中心の場所については、英語は通じません。また、ミンスク国際空港からミンスク市街地に向かうバスの運転手さんもロシア語のみです。そのため、基本的なロシア語を覚えていった方がより楽しめるかと思います。