カンボジア

旅行情報

旅行先の国名・都市

カンボジア

旅行に行った年月

2012年

海外旅行の回数

3回

年齢、性別、職業

24歳、男性

旅行人数

1名

トラブルのあった場所

地元の両替所

トラブルの内容

私は24歳の時から世界一周の旅をしていて、これは2012年の12月にカンボジアを旅した時の話です。それまでに行った海外旅行は3回ほどだったので、旅にはまだあまり慣れていない時でした。カンボジアへはタイからバスを使って陸路で入国しました。かなり長時間の移動になり、カンボジアに着いた時は夜の20時くらいでした。国を超えると一番にしなければならないのが外貨両替です。その国のお金がないと、宿も泊まれなければ、食料も買うことができません。幸いカンボジア国内はアメリカドルも使えるのですが、できれば現地のお金を使う方が無難だと思います。そして、幸いにもバスが着いた場所には両替所もあったので両替もなんなくできました。

後は、宿に向かうだけです。一緒のバスに乗っていた数人とトゥクトゥクという東南アジア特有のタクシーのような乗り物をシェアして向かうことにし、トゥクトゥクを待っていました。すると、仲間の一人から先ほどの両替のレートを聞かれました。私は両替商がはじいた電卓の数字を言いました。すると、かなりレートいいねと言われ、彼のレートを聞くと結構低かったので、少し怪しくなりました。そして、先ほど両替したばかりでまだ手付かずのお金を取り出して数えてみることにしました。すると、電卓で見せた料金と全く合わないのです。何度も数えなおしましたが、合いません。これはおかしいと思い、トゥクトゥクに乗るのを止め、先ほど両替した店に戻りました。店もまだ営業していて、対応してくれたおじさんがいたので、彼の元行き、受け取ったお金が少ないことを告げました。すると、一旦この場を離れたのならどこかで使ったり、落とした可能性があるので、その申告は受け付けることができないというのです。

私は日本人として誇りを持っていたので、そんなことするわけないではないかと言いましたが、彼らには意味を成しません。とにかく、両替所を一歩でも出た瞬間いかなる文句も通らなくなるのです。そして、当たりを見回すと、両替をした外国人はきちんと目の前でお札の枚数をチェックしていました。日本人は相手を信じやすいので、ごまかされる可能性も高いのかもしれないとその時思いました。目の前できちんと数えてチェックしなかった私の責任です。ぼったくられたと思うことにして、この場はあきらめました。それ以来、両替をしたら、どれだけお札の枚数が多くても、後ろに人が並んでいても、目の前で数えきってから財布にしまうようにしています。これが両替所でトラブルを未然に防ぐ一つの手だと学びました。