旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インドネシア、バリ島

あなたが旅行に行った年月

2018年9月

あなたが旅行に行った回数

9回

あなたの年齢、性別、職業

21歳、女、学生

一緒に旅行に行った人の人数

友人と5人

トラブル体験をした場所

バリ島ヌサドゥア地域のホテル近くのマッサージ店の外貨両替所

トラブル内容

バリ島に友人と旅行に行った時の話です。
私たちが滞在していたホテルで、旅行会社の方に払う現地払いのお金が足りなくなってしまったので、ホテルの近くのマッサージ店へ行くついでに外貨両替を行おうとしました。

なぜホテルで両替をしなかったのかというと、マッサージ店の前を通りがかった時に見た外貨両替のレートが高く、効率的に両替を行うことができると考えたからです。
マッサージを終えて料金を支払った後、マッサージ店のおじさんに外貨両替を行うために日本円の1万円札を渡しました。

東南アジアの治安やガイドブックを見た感じでも、街中の外貨両替所は騙される可能性があるかもしれないという意識は持っていました。
そのため、騙されないように注意深く観察することにし、おじさんがインドネシア通貨の札束を数えている時も目を離さず、じーっと見つめていました。
自分の頭ではレートも把握していましたし、数えたところは自分の想像通りの金額の札束があったので、少しホッとしていました。

おじさんは札束を数えた後、領収書のようなプリントを私に渡し、サインを書くように言いました。空港の大手の外貨両替所でもサインを書いた記憶があるので、同様にプリントにサインをしました。サインを書いたプリントを渡すと、そのおじさんは手に持っていた札束をそのまま私に渡してくれたので、取引は完了です。

そのまま財布に札束を入れると、ホテルへ戻って必要な金額を支払おうとしました。
…が、ホテルの人にこの金額では足りないと言われたのです。1万円分ぴったり両替したのだからそんなはずがない、と抗議して何度も確認していただいたのですが、やはり足らないとのことでした。私もきちんと必要な金額分の外貨両替を行なったことを話すと、どこで両替を行なったのかを尋ねられました。そしてムキになりながらもホテルの近くのマッサージ店で両替をしたことを伝えました。するとホテルの人曰く、あそこはぼったくりだ、と。

どうやら、お客さんの目の前でお札を数え、ちょうどあると思わせておきながら、お客さんがプリントにサインをしている間に約半分の札束をすっと隠してしまう手口をしょっちゅう行なっているのだそうです。サインを記入しているわずかな時間でお札を減らしているとは想像もできませんでした。驚いた私たちはすぐにホテルの人と一緒に両替を行なったマッサージ店へ向かうと、おじさんは「バレてしまったか」とでも言いたそうな表情でしたが少しも悪びれる様子はありませんでした。

結果的には、ホテルの人が通訳をしてくれたので、無事に騙された分のお金を受け取ることができました。海外旅行や東南アジアの旅行には慣れていたつもりでしたし、注意深く観察していた私がまさかトラブルに巻き込まれて騙されるだなんて思ってもいなかったので、これからはもっと身を引き締めていかなければならないと反省しています。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

少しレートが悪くても信頼性の高いホテルで両替するべきだった