旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国 上海

あなたが旅行に行った年月

2016年8月

あなたが旅行に行った回数

21回目

あなたの年齢、性別、職業

50歳 女性 会社員

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

上海ツアー旅行の送迎バスの中

トラブル内容

上海への激安ツアーで、しかもリッツカールトン上海に泊まれるとのことなので、近場でもあり行くことにしました。パートナーは初めての中国でもあり、中華料理などを楽しみにしていました。日ごろは自由旅行で飛行機とホテルを自分でとって、好きに旅行するスタイルを好んでいます。それゆえあまりツアーを使わないこともあり、慣れていないため、とにかく指定のゲートで集合ということを念頭に入れていて、外貨両替はいつもの旅行のように市内の両替所でいいかなくらいに思っていました。

実際にゲートに集まってみると、30人ほどのグループで、日本語の堪能な大連出身の若いガイドさんがバスまで導いてくれました。そして、あらかた自己紹介や注意事項、翌日の集合時間などをのべたあと、「外貨両替はいま行えます。どこよりもレートがよいので得ですよ。1万でも2万でも、ご飯食べたりお土産代に必要でしょ」とアピールしています。激安で高級ホテル宿泊ということで、年配の方と家族連れが多いツアーでしたので、「助かるわ~」とみなさん、喜んで両替していました。わたしは市内で両替したいといったのですが「そんな自由時間がないですよ。明日は早速豫園や市内観光、明後日は蘇州ツアーですから」と言います。明日以降、銀行の開いている時間には上海市内にいることがない、ということなのです。確かに、おみやげ物屋などはカードを使えないところもあるでしょう。仕方ないかな、と当面の2日間分、2万円を両替しました。3日目からはオプショナルツアーに応募していないので、フリータイムもあるし、自分で探せると考えたからです。

「空港より安いから。ね、日本の空港で外貨両替した人いますか?」とツアーのメンバーに賛同を求めたりして、ガイドさんが安さの根拠を説明しています。日本の両替所より安い、さらに上海空港で替えたという人にも、「ほら、うちのほうが手数料が必要ない分安いんですよ。まだ両替必要ないですか?」と安さを根拠に、もう少し両替しませんかと話しかけています。中には実際にもう少し紙幣を代えている人もいました。

そのまま、荷物をホテルにチェックイン後、みんなで市内のレストランで円卓を囲み、北京ダックの夕食に舌鼓を打ちました。食事込みだし送迎もついていて、ツアーはいちいちお財布を開くことがなくて楽だなあと感心しながら、ホテルまで送ってもらって、ふとフロントのレート表に目をやると。あれ?この日本円と人民元のレートってさっきの車内よりもいいんじゃないか?と気が付きました。もやもやするので、翌朝、ロビーで皆が集まるところで、添乗員さんが来られたので、「昨日、車内で替えるとレートがすごくいいと言っていましたが、ホテルのほうがよくないですか」と聞いてみました。すると「でも、ホテルだと英語で交渉しないといけません。時間もかかるし、移動時間中に済むんだから楽でしょ」と開き直っています。「手間賃なら手間賃込みというべきではないですか?昨日の言い方だと、手数料は必要ないからお得なはず、ということを言っていましたよ」と話したのですが、他のツアー客が、この添乗員さんに不快感を持つようなことがあっては、この先、みんなの旅が台無しになるので大ごとにはしたくありませんでした。なので、両替を巡って、納得いかないというトラブルを、そちらのすすめた外貨両替の言い分はフェアではないのでは、と問題提起することでこちらもおさめてしまいました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

事前に両替の各場所の料金のレートをよく調べて、チェックしておくべきだったことと、添乗員さんのペースに巻き込まれずに、「ほかも検討して決めたいので車内でできるなら、翌日の車内でも対応してほしい」と交渉するべきだった。あと、この激安ツアーが添乗員さんがさまざまにマージンを取っていくことで成り立っていることも理解して参加するべきだった。