旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インドネシア・バリ島

あなたが旅行に行った年月

2017年12月

あなたが旅行に行った回数

18回

あなたの年齢、性別、職業

55歳、男、管理職

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

バリ島クタ地区の土産物屋兼両替店

トラブル内容

普段、東南アジアへの旅行では日本から多額の現金を持参しません。東南アジアでは外貨両替にトラブルはつきもの、という認識でいます。楽天銀行のカードを利用して、必要な金額をこまめに、現地のATMでおろすようにしています。

しかしバリ島に旅行に行った際は、事情が異なりました。親しい同僚から現地での買い付けを頼まれて、現金で邦貨10万円を預かっていたのです。バリ島に何度もリピートしているその同僚から、両替は銀行のレートがいい、と聞いていました。ホテルから最寄りになりそうな支店の住所も教えてもらっていました。

宿泊したのは観光客に人気のクタ地区でした。ビーチに徒歩圏のホテルに滞在しました。このエリアは道路が狭くて一方通行も多く、慢性渋滞します。銀行の支店までは徒歩で行ける距離ではありませんでした。かといってタクシーを利用しようにも、ひどい渋滞で歩いたほうが早いくらいでしたし、何より言葉の不安もありました。

ビーチからホテルに戻るときに、マネー・チェンジャーという看板を出している土産物屋らしき店舗がありました。店先に立ててあった看板には、代表的な通貨の外貨両替レートが表示されていました。出発前にリサーチしていたレートとほぼ同じだったので、タクシー代も節約できるし時間も無駄にしなくて済むので、そこで両替してしまうことにしました。

若い女性店員に「ジャパニーズ・マネー、チェンジ、プリーズ」と伝えると、店の奥から40代くらいの女性が出てきました。10万円を渡すと、電卓を叩いてこちらに差し出してきます。それが当日のレートのようで、看板に出ていた数字と比較して、小数点第6位くらいが少し違うだけでした。

当時の為替レートは、1万円が120万ルピアくらいでしたので、10万円を両替したら1200万ルピアという額になります。インドネシアは10万ルピア札が流通しているなかで最大額のお札でしたから、120枚にもなってしまいます。しかもどうやら「手持ちのお札が足りない」といっているようで、5万ルピア札を手に持ってヒラヒラさせて「OK?」と尋ねられました。10万ルピア札と5万ルピア札をミックスして払いたいのだな、と理解しました。カウンター越しではありましたが、枚数をカウントしているのをきちんと目視はしました。

ところが、です。ホテルに戻ってから念のため、もう一度数えてみると30万ルピア足りません。日本円にして3千円弱です。いくら何でも不一致の額が大きいので、もう一度同じ店に行き、覚束ない英語でこちらの言い分を訴えました。しかし、向こうも英語はカタコトですし、埒があきません。向こうは向こうで私に怒っているようでした。

確かに目視していたので、お札の枚数は間違っていなかったはずです。いつ、どこで抜き取ったのかわかりませんでした。手品のようなものでしょうか。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

やはり海外旅行での外貨両替はリスクヘッジのためにも必要最小限にとどめ、ATMを活用すべきだと再認識しました。