みんな真っ青!インクで青くなった100ドル札
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
タイ・バンコク 他
あなたが旅行に行った年月
2003年4~7月
あなたが旅行に行った回数
4回目
あなたの年齢、性別、職業
42歳 女性 無職
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
全ての両替所
トラブル内容
タイに行ったときのことです。初日に少額の両替を空港で済ませました。わたしは日本円は別の財布、米ドルと両替したタイバーツをポケットの財布に入れてありました。
入国から数日後、新年のフェスティバルが始まり、町は大騒ぎ。誰彼構わず水をかけ合い、祝っていました。当然、旅人も容赦なく水浸し。どこへ行ってもびしょびしょになるので、すごいお祭りだなぁとかなりびっくりしました。
やがて水かけ祭りは終了し、町は静かになりました。
国を回って、色々な場所を観光し、資金が不足してきました。再び両替が必要になりました。
初めて訪れる国の知らない町の中で、地図を見ながら銀行を探しました。銀行で取り扱っている外貨を確認すると、日本円も米ドルもありました。ここは大きな都市だったので、ATMで外貨両替ができました。日本円がその時間のレートで計算されて、
すぐに両替することができました。
盗られないように注意して銀行を出ました。無事に両替できました。
簡単じゃないか、と少し思ってしまいました。
数週間後、再び両替の必要性が出てきました。今回訪ねたところは、職員が両替をしてくれるところでした。対応通貨は日本円も米ドルもあったので、米ドルで交換することにしました。
職員に100ドルを差し出そうとすると、何と、タイバーツの青インクが溶けてべっとりと米ドルにくっついていました。
ダーティー‼と叫ばれ、奥から大量に職員が出てきました。トラブル?急激に心拍数が上がりました。捕まるの?いけないこと?お金が青くなったからヤバイの?
けっこうな時間が経ちました。
そしてノー、ノー。と言われ、はい次の人~みたいな流れに。ヤバイ、両替できないと、宿にも泊まれないし、水も食料も買えない、ヤバイ。
一旦両替所から出て、どのくらい米ドルが青いのかこっそりチェックしました。先頭の100ドルは真っ青。2枚目は少し薄くなり、3枚目はもっと薄くなり、という状態。わたしは違う両替所で3枚目以降を出してみよう、と思いました。
その日はギリギリでやり過ごし、翌日、違う両替所で3枚目をびくびくしながら差し出しました。
職員は黙って両替し、数を数えて確認。タイバーツを手にしました。
あー、良かった。生きて帰れる。と安心しました。
それからは1枚目を見せて断られてから、4枚目以降を両替してきましたが、2か月後には残りが日本円と1枚目と2枚目になりました。
レートが高いけど、思いきって2枚目をいきなり出した両替所で、オー、とすごい顔をされたので、2枚目もダメかな、と思いました。が、無事両替完了しました。この時、1枚目を見せていたら2枚目もダメだっただろうなと思いました。
結局最初のATMのような両替はその後一度もありませんでした。機械なら真っ青な米ドルを認識してくれたかも、とタラレバですが、思いました。
外貨はインクが落ちやすいかもしれません。財布は国別にした方が良さそうです。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
財布の防水対策をしっかりしていくべきだった