旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インド、アグラ

あなたが旅行に行った年月

2019年3月

あなたが旅行に行った回数

6回

あなたの年齢、性別、職業

24歳、男性、学生

一緒に旅行に行った人の人数

自分と友人1人

トラブル体験をした場所

アグラ市内の両替所

トラブル内容

私がインドのアグラにいた時の話です。手持ちのインドルピーがなくなりそうだったのでアグラ市内中心部の外貨両替所に行きました。

とりあえず、日本円1万円をルピーにしようと思い店員に1万円を渡して、ルピーを受け取りました。レシートを渡してこなかったので不審に思い、受け取った直後に数えてみると明らかに少ないです。

1万円ならルピーにすると7千ルピーほどなのですが、計算してみると3千ルピーしかありません。しかも誤魔化すためなのか、小さい単位の紙幣ばかりです。

不審に思った私は、「もう一度計算しろ!」と店員に向かって言いました。すると店員は電卓で計算するフリをして3100と打ち込み「ごめん100少なかったね。」と言って100ルピーだけ渡してきました。話になりません。騙す気満々です。

なので私は「やっぱり他のところに行くから、1万円返してくれ。」と言うと、店員は私を止めようとします。「他のところに行っても同じだ。」「俺を信じてくれ。ここは安全だ。」「他の店だと騙されるかもしれない。危ないからやめておけ。」などごたくを並べて中々返そうとしません。

明らかに怪しいので、私は日本語で「いいから返せ!」と怒鳴ってしまいました。しかしそれでも相手は返すそぶりすら見せず、「騙していない。俺を信用してくれ。」などと言うばかりで全く話になりません。

このまま引き下がる訳にはいかないので、こうなったら…と思い。両替所の近くにいたヨーロッパ系の観光客、通りすがりのインド人に声をかけて「こいつが騙そうとしてくるから助けてくれ!」と声をかけました。

彼らは快く承諾してくれたので、私は一連の件を彼らに説明しました。この時点で4対1となり、話しかけた2人も店員に「お金を返すように。」と説得してくれました。その甲斐もあって、店員はもう一度きちんと計算してちゃんとした金額を提示してきました。

ですが今更もう遅いです。この時点で私としては、この店で両替をする気分ではなく早く1万円を返してもらって他の両替所で両替したかったので、その申し出を断ってやっとのこと1万円を返してもらいました。

この時に、海外でトラブルに巻き込まれた時はいかに関係ない人を巻き込むことが大切かと言うことを学ぶことができました。本当に親切な2人に助けてもらうことができて良かったです。

ちなみにその後、他の両替所に向かおうとしたら助けてくれたヨーロッパ人が「実は、私インドを出た後日本にも旅行しに行くの。だから私のルピーと円を交換しない?」と話しかけてくれました。

正に棚からぼた餅です。結局、運よく彼女のに会えたおかげで手数料なしで1万円をそっくりそのままルピーにすることができました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

信頼性の高い両替所を予め調べておくべきだった