旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

ドイツ ベルリン

あなたが旅行に行った年月

2017.10.10

あなたが旅行に行った回数

10回

あなたの年齢、性別、職業

28歳、女性、学生

一緒に旅行に行った人の人数

4人

トラブル体験をした場所

ベルリンの街中の両替店

トラブル内容

私がデンマークに留学していた時の話です。修学旅行としてドイツのベルリンへ行きました。デンマークとドイツでは通過が違い、クレジットカードの使用が可能ではありましたが中には現金のみのお店も多くて外貨両替が必要になりました。

道中、移民や難民とみられる人からのアクセサリーの売りつけや物乞いが多い通りではありましたが、そのトラブルの相手は2人組の女性で署名活動のアンケートだと言ってバインダーを渡してくるタイプの方でした。海外でATMなどの利用時は必ず複数人で行うべき、と知っていましたが対人の外貨両替店なので少し安心して2人だけで行ってしまいました。

お金を準備してもらっている間に、その女性はしきりにアンケートに答えて署名するようにとしつこく付きまとってきました。そのアンケートの内容は英語ではありましたが恐らく、難聴や耳に障害がある人への補助や支援制度に対する参加署名のようなものでした。そこには予めか本当の署名かは分かりませんが、何人かの名前のような欄もあり相手の注意を一瞬でも逸らさせたり隙を作るには十分な情報量でした。

このような時は無視が1番なので何もせずにいると急に怒鳴りだし、バインダーをお金が出てくる受け取り口の真上に被せるように置いてきました。そして反対側の手で出てきたお金を鷲掴みにして持って行っていかれそうになりました。慌てて焦った私はバインダーを掴み、講義しながら何とか女性が持って行こうとしたお金を掴みました。

しばらくお金の引っ張り合いが続き、それまで英語での会話だったのが急にほかの言語(恐らくその方の母国語かドイツ語)になり会話が噛み合わなくなってしまいました。英語で必死にこれは私のお金であり、署名もアンケートも何もしていないのにおかしい!と講義するとようやく手を離してくれましたが、その際に強く手を振りほどいたからかお札が破れてしまいました。

こちらを酷く睨みつけながら早足で逃げてしまったので何も出来ることはなく、また外貨両替のスタッフさんもガラスの向こうにいるだけでこちらを観察するように見ているだけでした。私たちには自由時間の残りも少なかったのでそのままその場を去りました。

実質的な被害はありはしなかったものの、恐怖を植え付けられてしまい改めて知らない土地での起きうるトラブルについて勉強にもなった出来事でした。また、破れてしまったお札は銀行へ持って行って訳を話すと新札へ変えてくれました。海外で現金のやりとりがある時は本当に気を付けてください。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

複数人で囲むようにし、防衛を強くすべきだった。