旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

台湾、台北

あなたが旅行に行った年月

2013年9月

あなたが旅行に行った回数

1回目

あなたの年齢、性別、職業

31歳、男性、エンジニア(当時25歳)

一緒に旅行に行った人の人数

一人

トラブル体験をした場所

台北市内の街中での両替え

トラブル内容

就職して1年目の夏に初めての海外旅行に行きました。
台北なら近くて日本人も多く、安全だろうと思い一人で3泊5日の旅にでました。

事前にあまり調べもせず行きましたが、まず空港の外貨両替は高いということだけは人から聞いていました。そのため、まずは両替えもせず街まで足を延ばしました。現在でもそうですが、英語は特に得意なわけではなく、現地の言葉がわかるわけでもないので、どこに何があるのかは雰囲気でしかわかりません。

初めての海外ということもあり、ふらふらと歩く街はとても刺激的で高揚感が高まる環境でしたが、慣れない環境でもあるため疲労感も高まっていきます。街中で感じたことといえば、見知らぬ異界の地でありながら時々流暢な日本語が聞こえてくるため、日本人観光客が多い場所なんだなということです。女性やカップルなどもよく見かけていたため、緊張感はみるみる薄れていったと思います。

1時間ほど経ったころ、若干片言の日本語で話しかけてくるおばさんがいました。
「両替えできるよ」
まず気になったことは、「なぜ自分が日本人だとわかったのだろう?」ということです。明らかに私に向けて発せられていたその言葉は、まずその言葉の意味よりも、なぜ日本人だと気づいたのか?ということに驚きました。

恥ずかしながら特にファッションを気にしているわけでもなく、日本のものと思えるようなものを持っているわけでもなく、たまーに日本でも外国の観光客と勘違いされることもある私がなぜ日本人だと気づいたのだろうと考えます。そんなことを考えてしまうと、不意に足が止まります。そうするともちろん女性は近づいてきます。かなり思考が鈍くなっていたこの時に突如疑問が降って沸き、異国の地で見知らぬ女性が近づいてくる瞬間は自分にパニックをもたらすには十分でした。

近づいてきたその女性は、私にいくら持っているか、両替えするのか?ということを聞いてきます。空港で両替えはしなかった、そろそろ食事もしたい、日本人も多くいるし安全なところだ、なんだか優しそうなおばはんだなど無駄なことばかり頭が回ってしまい、危機意識がありませんでした。「じゃあこれで」と初めて私が発して渡した金額は15,000円でした。あまりレートのことも考えず渡したお金は中国の通貨になって返ってきました。それが適正なのかどうかもわかりません。

念のためホテルに戻り通貨を調べたところ大体1万円分くらいの金額がとなっていたため、その時になって5,000円ほどのピンハネを受けたのだなと後になって気づきました。もとの場所に戻りおばさんに問い詰めても正確に言葉は通じないし、ちゃんと渡したということしか返ってきませんでした。浮足立っていたこともありますが、初めての海外、トラブルはやはり付き物だと勉強になりました。

教訓としては両替えはやはり正規の両替所で、そして自分でも両替えレートは認識しておくこと。
正規の両替所では基本的にパスポートを提示します。
もちろん領収書のようなものももらえます。
手数料は気にしすぎてはだめですね。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

正規の両替所での両替えがやはり安全。また両替え時のレートは必ず自分で認識しておくこと。