台湾で知人のつてで外貨両替して失敗した話
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
台湾・台北
あなたが旅行に行った年月
2016年10月
あなたが旅行に行った回数
2回
あなたの年齢、性別、職業
31歳、男性、営業職
一緒に旅行に行った人の人数
会社の同僚、取引先の担当者合計約10名
トラブル体験をした場所
台北市内のホテルの両替サービス
トラブル内容
会社の取引先を招待しての接待旅行で台湾を訪れました。
空港からホテルに直行し、荷物を預けた後観光に繰り出すスケジュールでしたが、
訪れたホテルで、会社の上司から、「このホテルにはつてのある人がいるからレートよりも安く両替ができるよ」と言われました。
上司は、サラリーマン歴40年超える大ベテランで、役職者でした。日本国内でも多くの人脈を持ち顔の効く人だったので、
全員すっかり信用して上司の知り合いという人を介し、ホテルの外貨両替サービスを利用しました。
そして丸一日市内を観光したり、免税店で買い物をしたりして、夕食は台北101の上層階にある中華料理レストランを頂きました。
しかし、その食事の場で驚きのトラブルが発覚しました。
観光の途中で買い物をした人が手持ちの資金を増やすため、市中の両替カウンターを利用したのですが、
なんと、一般の両替カウンターのほうが、ホテルの両替サービスよりもレートが安かったのです。
上司の知り合いというホテルの両替サービスは、動向した取引先にも利用してもらったのでびっくり、
慌てて取引先の役職者に謝罪し、食事の後ホテルの担当者のところへ確認に行きました。
対応した上司の知り合いである担当者は悪びれる様子もなく、「(レートが安いことを)知らなかった」の一点張り。
市中のレートでの両替を強く依頼しましたが、「もう済んだこと」と取り合ってくれませんでした。
結局、ホテルの外貨両替で損をしたお金は戻って来ませんでした。旅先最初の両替だったため、少ない人で数千円、多い人では1万円近くの損がありました。
そのため、ホテルの両替サービスを利用した取引先の担当者には再度謝罪のうえ、レートの差額分をポケットマネーから返金する対応を行いました。
取引先の方々は、「旅先ではよくあることだから」と笑って許してくれましたが、面目が潰れた上司は旅行中終始期限の悪いままでした。
その後も件のホテル担当者が「サービスするよ」と言っていたレストランの予約が取れていなかったり、
観光バスの到着時間を間違えて伝えられたりと旅行中散々な目に合わされました。
挙句の果てには、旅行から戻った後、会社の喫煙所で上司と旅先の話をした際、上司から、
「あの人(台湾のホテルの担当者)、1回会って飲み屋紹介してもらっただけで大して良くしらないんだよね」
という衝撃の一言。ほろ苦い旅先の思い出として、今では笑い話になっていますが、当時は、取引先に悪い思いをさせたとヒア汗ものの外貨両替トラブルでした。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
旅先での「薄いつながり」は信用すべからず。オフィシャルな外貨両替サービスを使うのが確実だった。