ベトナム・ホーチミンの銀行で両替をしようとした時のトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
ベトナム、ホーチミン
あなたが旅行に行った年月
2010年10月
あなたが旅行に行った回数
7回
あなたの年齢、性別、職業
40歳、女、主婦
一緒に旅行に行った人の人数
二人
トラブル体験をした場所
ホーチミン市内の銀行
トラブル内容
ベトナムでは自国通貨である【ドン】と、【アメリカドル】の両方が使えますが『ドンに両替してしまうと円に戻せなくなるので、なるべくドルでもっておいた方がいい』とツアーガイドに説明を受けていました。観光スポットではドルが使えたのですが、地元の人が利用するような飲食店や市場ではドンしか使えなかったので、ドルからドンに外貨両替しようと銀行へ向かいました。
当時、私自身銀行に勤めていたので、外貨両替の手続きについては想像がつき、必要書類を友人と私でそれぞれ記入の上、窓口へと提出しました。窓口には男性と女性一人ずつ座っており、記入した書類とドルを確認して、手際よくドンを用意してくれました。その日のレートと金額が書いてある明細と一緒に。
先に友人が男性担当者から受け取り、少し遅れて私も女性担当者から受けとると、同じ金額のドルを両替したはずが、私の受け取ったドンの方が少ないことに気がつきました。明細を確認すると、友人の方は正しく両替されていましたが、私の分はやはり1ドル分以上少なく両替されていました。
安心して両替ができると思ってわざわざ銀行まで行ったのに、このようなトラブルに遭遇するとは思わず、ドキドキしながらも女性担当者へ申し出ました。すると、男性担当者とニヤニヤしながら、詫びるでも焦るわけでもなく、足りなかった現金を投げるように出してきました。再度、正しく両替できているかを確認してから、私たちは逃げるように銀行を出ました。ニヤニヤしている二人の視線がとても気持ち悪く恐ろしくもあったので、一刻も早くその場を離れたいと思いました。
ドンは通貨の価値が低く金額が分かりにくいので、少しくらいならこちらも気づかないだろうと思ったのでしょうか。それとも日本人旅行客の女性二人組だったので、ナメられたのでしょうか。金融機関は安全だと思っていたのに、それすら信用できないベトナムという国が一気に怖くなりました。そして、ベトナムの銀行も日本の銀行も信用力・正確性は同じ、と思っていた自分の甘さに気づかされました。
その時は最低限の両替だったので、旅行中にまたドンが必要になったときにどこで両替すればいいのか友人と悩みましたが、結局ドルが使えるお店を中心に周り、おつりで受けとるドンを使って観光を楽しみました。それ以降海外へ行くときは、アメリカドルが使える国を中心に選ぶようになり、そして受け取った現金はその場ですぐに確認するようになりました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
ツアーガイドが一緒にいる時に、空港で両替しておくべきだった