旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

オーストラリア、メルボルン

あなたが旅行に行った年月

2019年8月

あなたが旅行に行った回数

1回目

あなたの年齢、性別、職業

25歳、男性、学生

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

メルボルン空港のすぐ外

トラブル内容

はじめての海外旅行で一人でオーストラリアのメルボルンに観光した時のトラブルです。メルボルン空港について、初めての海外に興奮した私はすぐに空港の外に出ました。

日本とは全く違ったその風景に見惚れていると現地の人に声をかけられました。自分の拙い英語で話をなんとか話を理解しようとしてみますが、向こうは一方的に話をしてきて、全く聞き取れません。話もわからないし、少し怖くなってきた自分は軽く会釈をしながらその場を立ち去ろうとしましたが、「no,no」とすぐに引き止められてしまいます。

困り果てた自分はその外国人が話していることをなんとか理解しようとスマートフォンの翻訳機能を使いながら話を聞いてみるとその外国人が言うには、「私は外国から来る観光客を支援する仕事をしている、オーストラリアを是非楽しんで欲しいので、外貨両替所よりも割安に両替を行っている」との事。

いかにも怪しい文言に自分はあぁこれは不当に低いレートでこちらに損をさせるような奴だとすぐに感じて、手持ちのスマートフォンで為替レートを調べながら話を聞いてみると、当時の為替レートのままで交換してくれると言っているようでした。その時自分は空港の外貨両替所で最低限のオーストラリアドルを手にしていたものの、1週間という旅行期間を考えると、どうせ足りなくなるような気はしていましたし、外貨両替所でかかる手数料もこの目の前の男はいらないと話していたので、それならばと思い日本円で10万円ほどと交換を頼みました。

オーストラリアで使われている紙幣は100ドル札が1番大きいというのは知っていたので、それで渡されると思っていましたが、相手が渡してきたのは何故か50ドル札の束。目の前でパラパラっと自分に確認させてすぐにその場を立ち去って行きました。

まぁよくわからないが得をしたと思ってその日はホテルにすぐにチェックインをしに行きます。ホテルで代金を支払おうとして、さっきもらった50ドル札の束から何枚かまとめて出すと、全然足りないとホテルマンに言われてしまいました。そんなわけはないと思って自分が札束を確認してみると、そこには50ドル札に混じって5ドル札がたくさん紛れ込まれていました。

ホテルマンに「もしかして、空港の外にいた両替商のような人物に頼んで両替しましたか?」と聞かれて自分ははっと気づきました。後から話を聞くと、やはり現地で流行っている両替詐欺で、右も左もわからない観光客に安い紙幣を紛れ込ませて両替する犯罪だったそうです。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

美味しい話に騙されず、正規の外貨両替所で両替するべきだった