旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

インドネシア、バリ島

あなたが旅行に行った年月

2017年4月

あなたが旅行に行った回数

100回以上

あなたの年齢、性別、職業

36歳、女性、事務職

一緒に旅行に行った人の人数

旦那と2人

トラブル体験をした場所

バリ島、スミニャックの道端

トラブル内容

バリ島に旅行をした際、米ドルの現金を持って行きました。到着時からタクシーのぼったくり等トラブルが発生しており、ガイドブックなどからも様々なことを事前勉強して気をつけていました。外貨両替での被害もネットで見ており、自分は絶対騙されないよう気をつけよう、と思っていた矢先の出来事でした。

お洒落な観光地の一つであるスミニャックにて、銀行や大手の両替所のレートに比べてとても良いレートの両替所をたまたま発見しました。目抜き通りに手書きの立て看板があり、そこから細い路地に50mほど入ったところでした。

そこは店とは呼べないような、小さな掘っ建て小屋にカウンターがあるような素朴な場所で、おじさんが1人いました。看板もなく店名もわからず、レート表などもなかった為怪しさ満載でしたが、魅力的なレートに釣られ、そのおじさんに吸い寄せられるように近づいてしまいまいました。

おじさんは片言の英語が出来たので、米ドルを両替したいけど表にあったレートは本当なのか?と聞くと、本当だという答えでした。じゃあお願いします、と、100ドル札一枚を渡しました。

インドネシアの通貨、ルピアはゼロの数が多いのでそもそも桁を間違えそうで計算が大変なのですが、それを助長するかのように、両替の際おじさんは100,000ルピア札ではなく50,000ルピア札を大量に数えだし、こちらも必死で頭で計算しながら数えました。何度も何度も繰り返し数えて間違えがないことを確かめ、100ドル分をルピアに両替した大量のルピアの札束を受け取り、バッグに入れました。

その後何も使わずにホテルに戻り、部屋でゆっくり再度お金を数えてみると、なんと足りなかったのです。金額を計算しなおすと半分の50ドル相当くらいしかないことがわかりました。

両替所でバッグにお金をしまってからはどこにも立ち寄らず、お金を使う機会もなく、人混みでもなかったし体の前でバッグを抱えていたのでスリに合った可能性もなく、そのまま部屋に戻ったので、両替所でトラブルがあったとしか考えられません。キツネにつままれたような気持ちでした。

そのあとよくよく考えてみると、おそらく何度も数え直した後に、おじさんと会話をした隙にデスクの上の札束からいくらか抜き取ったのだと思われます。まるで手品です。

話の内容は覚えていませんが私に話かけて注意をそらし、ほんの数秒で行ったのでしょう。とても悔しい思いをしましたが、あの両替所に戻っても警察に行っても無駄だと思い、結局泣き寝入りでした。妙にレートの良い怪しい両替所にはもう行かないと、それ以来気をつけています。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

銀行など信頼性の高い両替所を利用するか、ATMから引き出すなどするべきだった。