インドの町中の両替所で外貨両替したときのトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
インド、バンガロール
あなたが旅行に行った年月
2014年5月
あなたが旅行に行った回数
20回程度
あなたの年齢、性別、職業
30歳、男、営業
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
インド、バンガロール市内の両替所
トラブル内容
バンガロール空港内の両替所はレートが割高で、市内の外貨両替所で両替したほうが得をすると思い、市内に出るまではできるだけクレジットカードの支払いを受け付けているところでのみ買い物や、交通機関を利用した。
発展途上国ということもあり、クレジットカード支払いを受け付けている店は多くなく、選択肢は限られた。だがなんとか現金を使わずに市内にたどり着くことができた。
市内に着いてからは、店、人通りが多く、メインストリートっぽい区間を一、二時間歩き回った。歩き回っている間に目に入った両替所にすべて立ち寄り、日本円からインドルピーへの両替レートを聞いて回った。
約10軒ほど回り、何となくの物価感をつかんだ。空港の両替レートよりもやはり約1割ほど割安だった。回った中で一番両替レートが安かった店で両替することに決めた。
ただその店が今思えば怪しさ満点の商店街の一本わきに入ったような薄暗い通りに位置しているいかにもな店だった。ただその当時は若さもあってか危険レーダーの感度が低いというか、怖いもの知らずというか、怪しさを感じる前に割安な両替レートを提案する、どっちかと言えば優良店と思ってしまっていた。
両替店に入ると強面のおじさんと無表情の若者の2人がカウンター向こうに立っていた。インド人の肌の色もあってか、白目の白色がくっきりして迫力を感じたのを覚えている。強面のおじさんは黙ったまま、無表情の若者が客とみるやマシンガントークを浴びせてきた。
見た目から中国人と思ったのか見様見真似の中国語で話しかけてきたが、日本人であることを伝え、さらに営業トークのような世間話が加速した。一通りの営業トークとあいさつをあしらったあと、両替したい旨を伝えた。
若者との無駄話をしている間に後ろに結構な人数のインド人客が後ろに並び始めていることにうすうす気づいていた。若者が話過ぎてしまっていることもあって、なかなか自分の両替が完了せず、だんだんと後ろに並んでいるインド人客がイライラしているのが何となく伝わってきていた。
それを決まづく感じ始めていたので、若者のマシンガントークを遮って、シンプルに日本円2万円分をインドルピーに両替してくれるよう伝えた。隣に座っていた無口なおじさんが電卓を使って、両替レートでいくらになるかを教えてくれた。2万円の日本円を渡し、日本円を受け取ったおじさんがばさっと、インドルピーの束を投げ捨てるように渡してきた。
その直後、店の若者が現地の言葉で並んでいる客に向かってなにやら”次の客!”というようなことを言ったようで、一斉に並んでいた客が順番関係なくカウンターに駆け寄った。その勢いに押されて受け取ったインドルピーの札束を丁寧に数えることができなかった。
その後、宿に戻った後に数を数えたら、その店の両替レートで、日本円の1万5千円分ほどしかなかったことにきづいた。
それがトラブルの前葉です。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
次の客が急いでいようが、その場で両替された額を数えるべきだった。