旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

イタリア、ミラノ

あなたが旅行に行った年月

2005年5月

あなたが旅行に行った回数

20回

あなたの年齢、性別、職業

54歳、男、自営業

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

イタリア、ミラノの空港外貨両替所

トラブル内容

2005年に一月ほど休みを取って、アメリカとヨーロッパに旅行に行った際のことです。ニューヨークからミラノに移動し、空港外貨両替所で日本円2万円、余っていたアメリカ$を幾らか両替することにしました。イタリアの両替にトラブルが多いと事前にガイドブックなどで見ていたので注意はしておりました。ミラノの空港にある外貨両替所ならば問題ないと思い、入国後、ロビーにありました両替所に向かいました。

そこに居たのは一見空港職員かと思われるような制服を着た4-50代ほどの男性でした。今思えば、不愛想な雰囲気であったような気がします。私は空港内両替所であるとの安心感もあったのでしょうか、何の抵抗もなく、持っていた両替するつもりの現金を差し出しました。
そこで初めて、両替レートを確認しました。事前に確認すべきでしたが、やはり空港内の両替所なので安心していたと思います。両替レートは特に悪いというわけではなかったと思います。街中の両替所よりは多少悪いかもしれませんが、とりあえず現金が必要でしたし、空港内の両替所ですから仕方ないと思います。

両替所の男性はこちらをチラと見たでしょうか、私が差し出した現金を受け取り何やら計算しておりました。その間、私は空港から街中までの移動について考えていたと思います。1分ほどでしょうか、現金と印刷されたレシートのようなものが差し出されました。私は何の疑問も持たずその現金を財布に入れようとしたとき、ふっとガイドブックのことが頭をよぎり、レシートを確認しました。そこに書かれていた両替レートは掲示されていたものと同じでしたが、レシートの一番下に小さくチャージ料と書かれたところがあり、日本円にすると1000円ほどの値段が本当に小さな文字で書かれていました。

その両替所に掲げられているレートの表には、手数料は含まれているので掛からないと英語でも書かれていました。私がそのレシートを見ながら、両替所の男性に目を向けたのですが、彼はまるで私のことなどもう忘れたかのような表情で別のところを見ていました。私はそのレシートを男性に見えるように掲げて、このチャージとは何かと聞きました。彼はこちらをチラっと見て、いやそうな表情をしていましたが、全くこちらの質問に答えることなくカウンターの下から現金を取り出しこちらに差し出しました。

彼の表情には全く悪気はなさそうで、普段からこのようにしているのではないかと思わせるものでした。気づかずに立ち去ってしまう旅行者も多いかもしれません。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

信頼性の高い空港の両替所と思っても確認したほうが良いです。