旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

カンボジア・プノンペン

あなたが旅行に行った年月

2017年5月

あなたが旅行に行った回数

38回(12年海外に住んでいました)

あなたの年齢、性別、職業

38歳、男、IT系自営業

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

カンボジアのバイクタクシー

トラブル内容

今回は私がベトナムからカンボジアに入国してカンボジアの首都プノンペンで体験した外貨両替のトラブルについてお話しします。日本からカンボジアに旅行される方も同じような問題に遭遇される可能性があるので、注意が必要です。まず、ベトナムやカンボジア等の先進国に比べて経済力がまだ発展途上にある国では、貨幣の単価が非常に安く、両替の際に高い手数料がかかる可能性があります。特に、日本円など、貨幣価値が高い貨幣との両替は注意が必要です。

私が、ベトナムからカンボジアに入ってまず経験したのが、ベトナム通貨ドンからカンボジア通貨リエルに両替ができなかったということです。ベトナム、カンボジア間の国境でも、カンボジア首都プノンペンの街中の両替屋機関でも両替できなかった経験があります。また、その際、日本円を所持していたので、日本円からリエルに両替をしましたが、電卓などで手数料をしっかり表示してもらわないと、想定していた以上の手数料を取られる場合があります。

特に、カンボジアでは、今経済発展が急激に進んでいるため、国民はお金を稼ぐことに非常に関心があります。その代表的な状態を表しているのが、バイクタクシーでの支払い方法です。プノンペンに到着すると、空港や繁華街など、街中のいたるところで目にかかるのが、バイクタクシーです。バイクの後ろに座席が取り付けられた簡単なタクシーです。そして、運転手たちは「1ドル」「2ドル」と観光客に声をかけてきます。彼らは、カンボジア通貨「リエル」で支払うよりも、「ドル」で支払われる方を好みます。理由は、ドルを所持している観光客は、1ドル以下の単位の通貨を持っていないことが多いため、最低1ドルという風に、最低単位が1ドルに引き上げられます。カンボジアの平均月収は10,000円程ですので、たった1回のバイクタクシー乗車で「1ヶ月分の給料の100分の1から50分の1」の料金を稼げるわけです。運転手にとって、こんなおいしい仕事はないわけです。

街中で、バイクタクシーに乗る時にお金を失わない方法は、面倒でも、カンボジア通貨であるリエルで支払うことです。はじめのうちは、お金の数字単位が大きいので、貨幣価値の感覚がわかりにくいでしょうが、2日も滞在すれば、徐々に慣れてきます。そうすると、ドルで支払っていた時よりも、最低単価で支払えるため、端数も確実に払えるわけです。この点に注意して、経済的にまだ発展途上にある国では、外貨両替に臨みましょう。そうすることで、不必要なマネートラブルの予防にもつながりますし、旅行中の金銭感覚も身に付くことでしょう。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

注意して、外貨両替手数料を確認して、日本円からカンボジア通貨「リエル」に両替して使用する。アメリカドルではできるだけ支払わないようにする。