旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

タイ、パタヤ

あなたが旅行に行った年月

2019年7月

あなたが旅行に行った回数

12回目

あなたの年齢、性別、職業

36歳、男、編集者・ライター

一緒に旅行に行った人の人数

仕事仲間

トラブル体験をした場所

タイ、パタヤのウォーキングストリートの外貨両替所

トラブル内容

タイの繁華街、パタヤの外貨両替所で体験したトラブルを書きます。タイのパタヤというと、一大繁華街として有名です。なんでも昔は軍隊の基地があったようで、自然と軍隊のための風俗街として栄えていたそうです。今でもその名残は残っており、街角のいたるところにはギラギラと怪しく光るネオンが立ち並び、その道の人と、ひと目で分かるような女性が街中に立っています。ちょっと良い身なりをした日本人が歩くと、すぐに呼び込みの男性・女性が声をかけてくるでしょう。私もそうでした。

さて、事件が起こったのはパタヤの中で一番の繁華街「ウォーキングストリート」です。日本では条例が厳しくなったせいか、強引な呼び込みはほぼ消滅してましたが、海外では普通に強引な呼び込みが行われています。私達グループは仕事仲間数人(全員男性)で闊歩していましたが、手を掴んでくるのは当たり前、ときには前を塞がれて無理矢理に店の中に連れて行こうという店もありました。もちろんそういった店は危険だと知っていたため、行くことはありません。

事前に調べていた安全な店ばかりをはしごしていたときです。安いとはいえ、それなりにハシゴをしているとお金もまぁまぁ使うので、軍資金が乏しくなりました。バーツ(タイの通貨)がなくなり、日本円を両替して軍資金を増やすことにしました。ウォーキングストリートは繁華街だけあって、外貨両替所はあちこちにあります。

普段ですと、店に提示されたレートを比較し、数件見てから両替する場所を決める私ですが、酒によっていたせいもあって目の前にある両替所に飛び込みました。簡素なボックスの中に人が入ったどこにでもある両替所です。レートはだいたい1万円で2800バーツくらいだったと思います。多めに3万円を提示し、8400バーツを受け取るのを待ちました。しかし、私の手の中に入ったのは2800バーツのみだったのです。もちろんすぐにクレームを言いましたが、あちらは1万円しか受け取っていないと主張します。

私は自分の財布を確かめましたが、絶対に3万円を渡しています。これは私も悪かったのですが、3万円を渡す前に、しっかりと店員に提示し、店員が3万円ぶんのバーツ(8400バーツ)を提示しあって、交換しなければならないのです。酔っていたこともあって、私はこれを怠ったのです。後から3万円を払ったと主張しても後の祭り、証拠はありません。

おそらく、受け取った3万円のうち、なくなった2万円は床にでも落としたのでしょう。ボックスを開けて見てもよかったのですが、たぶんすでに2万円はどこかに隠しているはずです。言葉もそこまで話せる方ではないのでクレームも付けられません。私は泣く泣く1万円分のバーツを受け取りました。気持ちが冷めてしまって、その日はまっすぐホテルに帰りました。もし、普通に両替できていたら、それ以上のお金を使っていただろうと自分を慰めながら眠りにつきました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

事前に両替する金額をお互いに提示するべきだった