ベトナム一人旅、計画通りにいかない外貨両替トラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
ベトナム・ホーチミンシティ
あなたが旅行に行った年月
2019年2月
あなたが旅行に行った回数
3回
あなたの年齢、性別、職業
36歳、女性、医療職
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
タンソンニャット国際空港内の両替所
トラブル内容
私が海外一人旅で、ベトナム・ホーチミンを訪れた時に体験した外貨両替トラブルです。明らかに「ぼったくられた!」とか「とんでもない対応を受けた!」という種のトラブルではないのですが、海外経験が少ない私のパニック&不快だった体験です。
ベトナムの通貨は「VND(ベトナムドン)」。一番安心なのは日本国内で両替をして現地にいくことですが、なかなか日本円からベトナムドンに両替をしてくれる銀行がありませんでした。私は地方在住なのでなおさらです。
現地の街中などではレートが悪かったり、ぼったくられたりするという情報を聞いていた私は、空港内の両替所を利用することにしました。ホーチミンの「タンソンニャット国際空港」には、空港の中にいくつか両替所があります。私はその両替所の一つに行く予定だったのですが、そもそも両替するより先に別のトラブルが発生しました。
スマホでインターネットを使うために用意した、現地用SIMカードを紛失してしまったのです。結局宿に着いたあとで見つかったのですが…私は心配性な上にここは海外。さらに1人。インターネットが使えないというだけで、両替所の情報が調べられませんし、今のだいたいのレートも分かりません。現地情報を調べてまとめたデータもネット上に保存してあります。パニックになった私は、焦って空港の無料Wi-Fiに接続するも、ものすごく通信状態が悪く使い物になりませんでした。
何かあったらネットに頼るスタンスだった私は、もう頭が真っ白。それでも旅行をするには外貨両替をしないと始まりません。パニック状態のまま、とりあえず5000円を持って空港内の両替所に近づきます。ものすごい勢いでぶわーっとしゃべられ、ひったくるように5000円を受け取られたと思ったら、いくらかのベトナムドン紙幣が返ってきました。あまりの勢いに私は成すがままでした。
本来なら、両替所では受け取った紙幣を「すぐに」「目の前で」数えるべきです。間違えたりぼったくったりしていないか確認するために大切なことです。しかしこれで合ってるかどうか確認もできずに、受け取った瞬間「次!」という風に押しのけられました。
私はSIMカード紛失からのショックが大きすぎたのと、現地の方の勢いに負けたことで、紙幣を受け取るのが精一杯。日本なら懇切丁寧なサービスを受けられますが、海外では自分でアピールしないと何のフォローもありません。とりあえず離れたところで紙幣を数えてみるも、レート・手数料がいくらなのかすら分からない私でした。
ただ、高額紙幣しかなかったので、勇気を振り絞って近づいて「スモールマネー」「チェンジ」と訴えてみたところ、またものすごい勢いで小額紙幣が返ってきました。どっと疲れた私は、もう金額を確認する余力が残っておらず「もう…いいや」と心折れてそのまま空港バスに乗り込みました。後から当日のレートを調べて確認してみると、なんだか少ない感じ。でももう後の祭りです。
やはり海外は予想外のトラブルが次々起きるのに加えて、日本のサービスの丁寧さを痛感します。「お客なんだからなんとかしてくれる」なんて思っていたら、私みたいにバッキバキに心が折れるかもしれません。両替は旅の最初なので、ここでスムーズにいくかどうかで後の旅にも関わってきます。まずは心の余裕、そして多少厚かましいと思えるくらいの姿勢で望みましょう。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
両替後、ある程度どれくらいの額になるのか把握してから行く。必ず目の前で紙幣を数え確認する。