会社の研修で行ったイタリアで損した話
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
イタリア、ローマ
あなたが旅行に行った年月
2018年7月
あなたが旅行に行った回数
3回目
あなたの年齢、性別、職業
33歳、男、営業職
一緒に旅行に行った人の人数
15人のグループで行きましたが、その時は2人でした
トラブル体験をした場所
ヴァチカン美術館近くの両替所
トラブル内容
今回の話は私が研修で行ったイタリアで起こったトラブルです。私は会社の研修でイタリアに行きました。15人ほどのグループで、現地ではほとんどの時間をそのメンバーで過ごし、ガイドがついていてくれました。しかし、帰国日の前日に自由時間がありました。各々行きたい所に行ってもいいということで、メンバーが散り散りとなりました。私は行きたいところも特になかったので、後輩が行きたがっていたヴァチカン美術館に一緒に行くことにしました。
ヴァンチカン美術館に向かって歩いていると、道中に日本料理店を見つけました。日本を出発し、1週間近くパスタやピザなどの食事ばかりしていた私たちは、日本食を食べたくなっていました。私たちは美術館の前に腹ごしらえをすることにしました。食事を終え、支払いの時間。二人ともあまり海外に慣れていなかったため、カードは持っておらず、円は持っていたものの、店はユーロのみ。支払いは二人の現金(ユーロ)を合わせて、ギリギリ足りる程度でした。なんとか日本料理店の支払いは終えましたが、ユーロの手持ちがほとんどなくなってしまい、美術館に入るお金も持っていなかった私たちは、美術館の周りを歩き、両替所を探しました。
なかなか見つからず、探し回りこのまま自由時間が終わるかと思っていた時、一軒、外貨両替と崩れた文字で書かれた看板が。近づいてみると円↔EUR OKとの文字が。「助かった」と思い、私たちはその店に駆け込みました。すると、ガラス越しに笑顔の一人の綺麗な女性が。私たちは、恐恐カタコトの英語で話しかけてみました。すると女性は、より一層の笑顔で「money exchange?」と言いながら、金額が書かれている表を持ってきました。そこには、1ユーロ=130円程度だったと思います。後から思えば、それもかなり古いもので変更された様子もなかったかもしれません。両替でその当時のレートも妥当だったので、私たちは二人で10万円ほどを出し、両替をお願いしました。すると女性は、お辞儀をし、店の奥に入っていきました。待っている間、私たちは「よかった」「助かった」などのんきな会話をしていました。
5分ほど待つと後ろから先程の女性とは違い、サングラスをかけた男性が。男性はお金を渡した窓から、両替を終えたと思われるユーロを投げるように渡してきました。怖かったですが、「Thannk You」と受け取った私たちですが、どう考えても想像していた厚さより札が少ないのです。私たち二人はそのお金を数えてみました。するとそこには、6万円分ほどしかお金がありません。おかしいと思い、カタコトの英語で男性に話しかけました。すると男性は、すごい剣幕で、イタリア語を話しながら、何かイタリア語を書かれた書類を出してきました。言っている内容がわからず困惑している私たちに、男性は畳み掛けるようにガラスを叩きながら、言い続けてきて、更に後ろから数名の男たちが出てきました。「騙された」と思った私達は、逃げるようにその店を出て、タクシーに乗り込み、集合場所へ帰りました。後からガイドにそれは、観光客を狙った外貨両替の詐欺だと教えられました。大変なトラブルに巻き込まれてしまいました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
信頼性の高い両替所で両替するべきだった