フィリピンであった両替所での盗難

旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

フィリピン、マニラ

あなたが旅行に行った年月

2018年4月

あなたが旅行に行った回数

4回

あなたの年齢、性別、職業

33代、女性、会社員

一緒に旅行に行った人の人数

2人（自分を入れず1人）

トラブル体験をした場所

マニラの両替所

トラブル内容

私がマニラのフィリピンへ行ったときの外貨両替え中に起こったトラブルは、盗難です。今回は私の経験についてご説明したいと思います。

私は、仕事で何度かマニラへ行ったことがあり、その時も上司とカウンターパートがいるマニラのオフィスを訪ねるための滞在でした。マニラというと、盗難をはじめとする軽犯罪はもとより、比較的犯罪が多い都市でもありますし、自分としても用心はしていたのですが、何度か行くうちに慣れてきて、最初はマニラは危険だからと警戒心をとても強く持っていたのですが、徐々に気持ちも緩んできていました。

それまでに一度も危険な目にあったこともありませんでしたし、フィリピンの方も大抵の方はとてもフレンドリーで、明るい性格で、きちんとした方が多かったので油断にますます拍車がかかり、それもトラブルの要因の一つでした。

両替所でのトラブルは、次のようなことです。1週間の仕事を終え、明日はいよいよ帰国日です。ほとんどはクレジットカードで決済できるのですが、場所によってはクレジットが使えないところがあったり、タクシーなどを使うと現金が良い場合もまだまだまだ多いので、わりと高額を財布に入れて持ち歩くことが多くなっていました。

ですがその時は、換金したフィリピンの現地通貨のペソが大幅に残ってしまい、このままだと空港で両替することになるなぁと思っていました。空港の両替所は、換金率が悪いので、できれば少しでもいいところでと思い、最終日にちょっと出かけたショッピングモールからの帰り道、街の通りで見かけた両替所の換金率が比較的レートがよかったので、そこで両替することにしました。

両替所の前まできて、もそもそとカバンをまさぐっていたら、男性が話しかけてきました。ここよりもっといいレートの換金率があるのでと言わて、カバンを片付けている間に、別の手に持っていたカメラをひったくられ、追いかけようか迷ったのですが、上司にこういうときは無理に追ったり、抵抗すると、もっと怖い目にあうので物ならあきらめたほうがいいと言われていたので、そのまま後を追いませんでした。

このように両替中に話しかけられたり、気を取られている間に盗難にあうというケースはけっこう多いようです。上司も同じようにパソコンをひったくられたことがあります。日本人は、お金や高価なものをもっているし、力づくと取り返そうとしないと思われているかもしれず、カモになりやすいのでこういう犯罪に巻き込まれやすくなっています。