バリ島での偽両替屋の罠に要注意!
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
インドネシア、バリ島
あなたが旅行に行った年月
2018年4月
あなたが旅行に行った回数
130回
あなたの年齢、性別、職業
30歳、男、看護師
一緒に旅行に行った人の人数
2人
トラブル体験をした場所
バリ島繁華街
トラブル内容
昔から日本人にも人気のアジアのビーチリゾート、バリ島。格安航空会社の直行便も飛ぶようになりより気軽に旅行に行けるようになりました。インドネシアの通貨はインドネシアルピー。日本円からの両替も空港や街の銀行や両替所などどこでも出来ます。ただし両替レートが場所によって大きく異なるので、多額の現金を両替する時はレートの良い場所を選びたいものです。現金での両替レートが良い場所を参考に順番にあげますと、街の両替屋、銀行、空港、ホテルです。
バリ島市内には多く両替所が繁華街を中心に点在していますので、まず空港に降りたった際は空港の両替所でタクシーや食事1、2日分程の最低限の現金だけ両替しておくと良いでしょう。デンパサールの空港の中で比較的レートが良いのは到着ロビーを出て、ロータリーを越えた空港ビルと反対側にある両替所です。タクシーや闇両替のシツコイ客引きを振り切ってロータリーを渡りましょう。
ホテルやレストランなどが並ぶ繁華街には両替所が集中し、目印として店の入り口にはExchangeや外貨両替という看板や各国の通貨からの両替レートが一覧になったボードや電光掲示板が掲げられています。街を散策しながら各店の両替レートに差があるのがわかるので、中でも良い場所を覚えておきます。
ここで両替所について絶対に知っておかなければ損することがあります。それどころか重大な詐欺に遭い警察を介入したトラブルになりうることも。レートを掲載した看板を見ていると異様にレートが良すぎるものをチラホラ見つけます。通貨アプリなどで公式レートをその場で調べて見るとわかりますが、その公式レートよりも良い数字を出している店もあります。これがまず両替詐欺店のわかりやすい目印の一つです。
特徴として他には店構えがボロい、奥ばった暗い場所にある、メイン道路沿いでも適当にカウンターと椅子を置いて作られた安い作り、お土産屋など他の商売と兼業している、エアコンと監視カメラ、防犯ガラスがないなど必ず見たらわかります。近くを通ると両替を持ちかけてくることも。そこで両替をしてしまうと大きな損をします。まず言葉巧みに話かけながら札束を数えるのですが、数枚抜かれていたり少額紙幣が挟まっていたりします。
彼らはプロの手品師のようでいくらこちらが気をつけて見ていても必ずこちらが損するように仕向けます。万が一手の内をばれてしまうと向こうは諦めるか逆ギレしてきます。マフィアが絡んでいることが多く喧嘩すると危険なこともあります。また数字の桁が多いことをいいように利用し相手を混乱させてくるので注意しましょう。
そこで知っておきたい健全な両替所の特徴を覚えておきましょう。まずしっかりとした警備員のいるドア付きの建物で監視カメラや防犯ガラス、エアコン、電光掲示板のレート表示、公式レートを越えない妥当なレート、など明らかにクリーンな見た目です。この特徴を押さえておき、せっかくのバリ島旅行で不快な思いをしないようにしたいものです。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
異様にレートの良過ぎる看板や客引きの口車に乗せられず、健全で信頼できる両替所の特徴を調べてから両替すべきだった。