ソウルの両替所は出てから刺客に注意
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
韓国 ソウル
あなたが旅行に行った年月
2019年1月
あなたが旅行に行った回数
50回以上
あなたの年齢、性別、職業
48歳、女性、バイヤー
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
ソウル 鐘路
トラブル内容
ソウルの下町、鐘路によく宿泊をしていました。この街の細い路地には飲み屋、定食屋、カフェ、ホテルと雑多なだけに両替所もいくつかあります。私の泊まるホテルから近い場所にも両替所が2、3件ありレートも悪くなく、どの店主も感じが良いので安全に使える場所で重宝していました。
2畳くらいの小さなお店でレートも表示がしてあり、ちゃんとレシートもくれるのでトラブルもなく日本円からの外貨両替ができます。路地を抜けた先の明るい通りにあり土地開発化が進み、この3、4年で大きなホテルが増えてきたので両替所も繁盛していた様子でした。
すると両替所に向かおうとすると声をかけてくるアジュマ(おばちゃん)がいるのです。「両替しますよ」と日本語で話しかけてくる下町のおばちゃんは人の良さそうな笑顔ですっと後ろに立っています。一瞬、驚くのですがそのナチュラルさがごく自然で思わす「日本円で1万円幾らですか」と興味が湧いて聞いてしまいます。一応、レートを確認していつもの両替所に入るのですがやっぱり、おばちゃんのレートの方が安い!しかしまあちょっと怪しいのでその時はスルーしていつもの両替所で換金をして終わりました。
そして日曜日、両替所が休みのことを忘れて近くまで行き佇んでいると、おばちゃんが笑顔でひょっこり登場します。一体どこら見ていたのか謎なのですが、偶然歩いていたかのような出立に感心しながら、この人素人じゃないなと警戒心を強める。おばちゃんの目を見ながら本日のレートを確認すると先日聞いたレートより少し落ちるけれど、一万円札を出してその場でささっと外貨両替してみました。目の前でウォンを数える手つきは鮮やかだけど丁寧。目を凝らして注意深く手元を見て確かめる。
問題ないなとお金を受け取り立ち去ろうとすると、おばちゃんがささやく「完璧なバッグ 財布があるよ」と、急にすっと腕を絡めて来た!偽物商品の販売の押し売りかとがっかりしながら逃げようととするとスマホで商品の画像を見せてくる。なんとか腕を外して立ち去り地下鉄へ向かい改札口で気が付く、財布をすられた。腕を絡めた時に抜き取られていたらしく唖然となる。
幸い小銭入れで被害は少ない、けれど腹ただしくもショックを受け、今更戻ってもおばちゃんいるわけもない、明日は帰国で時間がないので諦め、ホテルの人に一応報告したらホテルから近所の警察へ報告してくれたらしい。ソウルでの外貨両替は、両替後にも危険がいっぱいです。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
どんなに慣れていても素人が単体でしている両替は利用しない