旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

フィリピン・セブ

あなたが旅行に行った年月

2016年12月

あなたが旅行に行った回数

20回

あなたの年齢、性別、職業

38歳、女性、専業主婦

一緒に旅行に行った人の人数

単独

トラブル体験をした場所

セブマクタン空港建物外、敷地内両替所

トラブル内容

私が独身の頃、スリランカ、タイ、フィリピンと、一人旅を楽しんでいた時に起こった両替トラブルをお伝えします。

私は海外へ行った際は、ATMのキャッシングサービスで現地通貨を引き出します。その方が両替手数料よりもお得な場合が多いからです。そのため、日本円等現金は、必要最低限しか持ち歩きません。

年末のフィリピン、セブ空港に到着したのはすでに辺りが暗くなった20時すぎでした。

とりあえず現金をいくらか準備するため、到着ロビーを出てまず最初に目についたATMへ。すると、持っていたクレジットカード3枚全て使うことができません。

到着早々これはヤバイ!と思い、他のATMでも試しましたが、全てだめ。

そんな私を見ていた警察官の男性が声を掛けてきました。「どうしたの?何か困ってる?」

動揺していた私は、クレジットカードが使えなくて現金が引き出せないことを素直に彼に話してしまったのです。
すると彼は親切に、他のATMの場所まで案内してくれました。

そこまではありがたかったのですが、何故か彼がずっと私の後を付いてくるのです。「どうだった?引き出せた?」と、声をかけられながら、なんとなく警戒をしていました。

結局彼が案内してくれたATMからも現地通貨が引き出せなかったため、持っていた必要最低限の日本円を両替することにしました。

ここは空港の敷地内。警察官の服装の彼がまさか怪しい外貨両替所を紹介しないだろうと思い、両替所の場所を聞きました。

すると、こっちこっち!と軽い足取りで外貨両替所に私を連れて行きました。

案内されて到着したのが、え?ココ?という場所にある空港建物外の両替所。一応空港敷地内ではあったのですが、小さな看板と怪しげなおじさんが一人。

これはぼったくられそうだぞ。と感じましたが、時間的に他の両替所まで辿り着くのは困難。タクシーに乗らなければホテルには着けない。私がフィリピンペソを得るには今両替をするしかない、と、仕方なく日本円5000円分の両替をしました。

無愛想なおじさんと警備員が現地の言葉で何やら会話しており、警察官の表情はニヤニヤ。

案の定、かなり悪いレートでの両替。

しかも、ずっと付いてきた警察官。私が、親切にありがとう!と去ろうとすると、待って待って!と、もじもじしながら親指と人差し指をすりすりジェスチャー。

チップは?と。

警察官がチップって言う?!怪しい両替所に連れて行かれた事がどうしても悔しかった上、ただでさえ少ししかない現地通貨をチップとして渡せない。

は?あなた警察官でしょ?!親切に助けてくれてありがとう!と告げてその場所を去りました。

後でわかったのですが、フィリピンの警備員は日本の警察官と似た様な制服を着ています。

空港で私が警察官だと思ったのは、民間の警備員だった様です。それでチップをせがまれたのか、と納得。

それにしても、警備員だからと悪質な両替所に外国人をあんないするのは、やはり海外だなぁ、と感じさせられました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

①クレジットカードを使える様に事前にセキュリティー解除をしておくべきでした。この時の旅では、他の国でもクレジットカードを使用していたため、カード会社に怪しいと判断されてセキュリティーがかけられていました。
②警備員と警察官の違いを知っておくべきでした。知っていれば、警備員に助けを求めることはなかったかもしれません。