イタリアでの外貨交換は要注意!
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
イタリア、フィレンツェ
あなたが旅行に行った年月
2013年10月
あなたが旅行に行った回数
20回
あなたの年齢、性別、職業
46歳、女性、会社員(事業企画)
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
フィレンツェ市内の旅行者向け外貨両替所
トラブル内容
もう10年ほど前の話になるが、イタリアのフィレンツェに一人で旅行中、街中の外貨両替所で日本円3万円分をユーロに交換した時の話。
その時に郊外の小さなマーケットなどでの小さな買い物にも使いやすいように細かい紙幣を多く入れてもらったうえでの量換えをお願いした自分もよくはなかったが、実際に渡されたお金をその後確認すると2万3千円分程度しかなかった。
窓口の男は明らかにイタリア人ではなく、旧ユーゴスラビア系のバルカン半島出身の顔つきで、最初手数料を勘違いしたのかと思ったが、残念ながらレシートに書いてある金額を渡されていなかったので紙幣の枚数が多いことをよいことに窓口の男に抜かれたんだと思う。
交換所には行列ができていたので、自分の次の客が終わったタイミングですぐに入れてもらってお金が足りない旨文句を言ったが、時すでに遅し。
俺は知らない、俺はちゃんと渡した、お前何を言ってるんだと言って一切対応してもらえなかった。
おそらく窓口の男が単独プレーで抜いてポケットに入れているのだろうと思ったが、もしかしたら交換所全体でそういう行為が横行しているのかとも思わざるを得なかっので、埒が明かなかったのでそこはあきらめた。
ただ列に並んでいた別の国の客に、自分が経験したこと、そして受け取ったらすぐにその場でちゃんと確認するまで次の客に順番を譲ってはダメだと注意喚起しておいた。
自分にとってはそれがせめてもの最大限の仕返しだったから。
元々若い時にイタリアに長く住んでいたこともあり、イタリア語も英語も得意であったし、外貨交換など数え切れないほど経験済み、ユーロにも慣れていたこともあったのでまさか自分が騙されるような目に遭うとは夢にも思っていなかったこともまた、注意緩慢を引き起こしたとも思う。
このトラブルをイタリアの友人にしたら、イタリアは特に観光地の両替所はこのような話がちらほらあるよねぇ、彼らも生活かかっているから仕方ないよ、こっちが気をつけなきゃ、といった感じで特に驚きもせず、どうしても避けたいなら両替所ではなく、町の銀行に行き外貨交換を依頼すること(時間はかかるが銀行であればさすがに詐欺はない)を勧められた。
3万円を出して微妙に7000円程度を抜かれるという何とも抜く金額もいやらしいなぁと思った次第だが、向こうもプロ、特に日本人とわかると容赦ないのでイタリアの観光地での両替は特に要注意で、そもそも現地で交換をするような必要がないようにあらかじめ潤沢に現地通貨は用意をしておくことをお勧めしたい。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
イタリアの観光地のど真ん中での両替所をそもそも使用すべきではなかった。また現地通貨を渡されたのち、次の客に順番を譲らずに、まずは全て受領した紙幣の確認をしてから窓口を離れるべきだった。