海外の旅行先で外貨両替難民となりかけた話
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
中国、上海
あなたが旅行に行った年月
2019年5月
あなたが旅行に行った回数
1回目
あなたの年齢、性別、職業
25歳、男、会社員
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
上海市内の銀行
トラブル内容
これは私の準備不足で発生した外貨両替トラブルの概要です。初めての海外旅行 (3泊4日) で中国上海を訪れました。出国前にクレジットカードを海外ATMでのキャッシング対応をしていないことには気付いていましたが、ある程度の大金を日本円から中国元に両替したので問題とはしませんでした。
しかし、3日目の昼に差し掛かった際、ふと財布の中身を確認したら所持金が残りわずかしかないことに気が付きました。初日と2日目に豪遊しすぎたことが原因と直ぐに分かり、慌ててたまたま目の前にあった上海市内の銀行に訪れました。
中国語もろくに話せませんでしたが、辛うじて自身のスマホに日本語中国語翻訳アプリが入っていたので担当者に「日本円を中国元に両替して欲しい」と伝えました。しかし、担当者からは日本円を中国元に両替する設備は整っていないと言われ、私は茫然としました。しかし、この問題を解決しなければ無事に帰国はできないと悟り、少し歩いて旅先の公園のベンチに腰を掛けて休憩を兼ねて、自分が今置かれている状況をゆっくり整理しました。
・所持金は50元程度しかなく当日の午後豪遊するとなくなるのは確実である。
・やみくもに3日目の午後を銀行を探すだけには注力したくはない。
・泊り先のホテルのスタッフに日本円から中国元に両替できる場所を聞くのが確実だが、現在いるところから地下鉄を一回乗り継いで約1時間かかる。
3点を自身の手帳にまとめた結果、私は宿泊先のホテルに戻りスタッフに外貨両替できる場所を聞く決断をしました。幸いにも、上海市内地下鉄1日乗車券を所持していたので、戻る際に交通費の出費はありませんでした。
地下鉄を使い1時間ほどで宿泊先のホテルに着きました。まだ、チェックインまでには2時間以上ありましたが、インフォメーションセンターに若い男性のフロントスタッフがいる事を確認しました。そのフロントスタッフに事情を説明をすると、ホテルから歩いて5分ほどにある中国銀行の支店の場所を教えてくれました。
中国国内では平日であったことも幸いして、受付の発券を切ってから20分程で銀行の担当者に話す事ができました。事情を説明すると笑顔で対応していただき、手続きの最中は受付カウンター傍にあるウォーターサーバーの水を飲んでもいいことを話して頂き非常に親切な方であったことを今でもはっきりと覚えています。手続きは問題なく終わり、銀行から出る際も「よい旅を」と挨拶まで頂きました。
当時はものすごく焦りましたが、今となっては海外旅行先での外貨両替のトラブル対処時のいい経験ができたと自負しています。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
海外渡航先では緊急時の連絡先を確認するのはもちろん、所持金が不足した際の両替できる場所も確認すべきだった。