バリ島で両替をしようとした時のトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
インドネシア バリ島 クタ
あなたが旅行に行った年月
2008年5月
あなたが旅行に行った回数
6回
あなたの年齢、性別、職業
37歳、女性、製造業
一緒に旅行に行った人の人数
2人
トラブル体験をした場所
クタの両替所
トラブル内容
私は彼氏とバリ島へ初めて旅行した時、代理店のスタッフさんから「外貨両替は日本の空港ではなく現地でするほうがレートが良いですよ。それから空港には、荷物を運ぶポーターの詐欺師がいるので気をつけて下さい。絶対に運ばせちゃダメですよ!サービスサービスと言いながら最後はお金取られますから。」とアドバイスを貰っていたので、現地に着いた時はかなり気を張っていました。
そして入国審査を終え、荷物のピックアップに行くと噂通りポーターのフリをした男性から「サービス。あなたバッグどれ?探して運ぶよ。」と声をかけられました。これは詐欺に違いないと確信して「自分で出来るから必要ない」と断る私の横で「ありがとうございます。奥の青いやつお願いします。」と言い出す彼氏。(えっ?飛行機の中でポーターの詐欺あるから気をつけてって話したじゃん…)
私は自分の荷物を探し出し、彼氏に「忘れてるかもしれないけど、あの人ポーターのふりした詐欺師だよ。お金取られるよ。」と伝えると「やっぱり自分で運ぶからいい!」と慌てて断るも時すでに遅し。詐欺師はニコニコしながら荷物から絶対に手を離すもんかと、「サービス、サービスあなた特別」と足早に出口へ向かい始めてしまいました。
出口へ着くと案の定お金を請求しだしました。「サービスって言ってたじゃん。それにルピー持ってないから払えない。」と支払い拒否するものの、「サービスって言ったけどフリー(無料)とは言ってないからチップ払え。ルピーないなら円でもドルでもいいから金渡せ。」とさっきまでの笑顔はどこ行ったの?と思うほど怖い顔で凄まれ、結局千円を払ってしまいました。
私達は、到着早々バリ島のアグレッシブな洗礼を受けたため空港での両替をすっかり忘れてしまいました。幸いなことに宿泊するホテルの近くにexchangeの看板を発見したのでそこで両替をする事にしました。まさかこの後トラブルに巻き込まれるとは知らずに。
両替所まで行くと窓口には優しそうなおばさんがいました。二万円も両替すれば足りるだろうと2人まとめて両替してもらいました。するとおばさんに「大きな額のお札で支払いすると、お釣りをごまかされて騙されるから少しだけ細かく両替するから、一緒に数えてちょうだい。」と言われたので一緒に数えました。もう騙されまいと2人で1秒たりとも目を逸さずに、お札の数を数えました。幸いにもごまかされる事はなく金額はあっていました。
たくさんあるので封筒にいれますとおばさんがお金を引っ込めると、横から現地の男性が話しかけて来ました。その人は英語が流暢で彼も私も英語が多少話せたのでつい話してしまいました。時間にして1分も話してなかったと思います。しかしその超短時間で両替詐欺は行われていたのでした。
ホテルに戻り2人まとめて両替したお金を分け始めてすぐに金額が足りない事に気がつきました。一緒に数えたのに。お釣りをごまかされないようにって細かく両替してくれたのに、おばさん酷いよ、と思いながらお金を取り返す為にさっきのお店へと向かいました。そしておばさんに「金額不足だ」と伝えると、「一緒に数えたじゃないか!私は間違ってない!」の一点張りで話しにならない&何かされたら怖いので一旦離れて考えていると驚きました。
なんと、さっき私達に話しかけてきた男があのお店で両替中の人に話しかけているのです。そうか!最初に一緒に数えて信用させて、お札をまとめる時に男が話しかけ、その隙に現金を抜いてるんだと直感しました。両替を終えた彼らに事情を話して金額を確認して貰うと、やはり少なかったのです。彼らはかなり怒りすごい剣幕でおばさんに詰めよりました。(私達も怖かった。ちなみに彼らはカナダ人でした)するとおばさんは余程怖かったのか、素直に返金をしたのです。
え?私達と対応違くないと思っていると、彼らは私達の分まできちんと返金するよう凄んでくれました。カナダのヒーローにお礼を言ってホテルに戻りました。やっぱり日本人も言うときはビシッと言わないと甘く見られてしまうんだなと深く反省をしながら、その後のバリ観光に挑みました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
両替中は絶対にお金から目を話してはいけない。