旅行情報

あなたの旅行先の国名・都市名

中国・上海

あなたが旅行に行った年月

2019年6月

あなたが旅行に行った回数

2回目

あなたの年齢、性別、職業

20歳、女、学生

一緒に旅行に行った人の人数

2人

トラブル体験をした場所

上海の豫園商城

トラブル内容

友人と上海に2泊3日で海外旅行に行ったときのトラブルです。旅行2日目、豫園商城に観光に行ったのですが、思っていたよりも現金のみ対応の店が多く、事前に調べていた近くの外貨両替所に行こういう話になりました。上海に着いた初日はほとんどホテル周辺の都市部でしか行動しなかったのでクレジット決済で済んでいたのですが、お土産を買ったり食べ歩きを楽しむならもう少し手持ちがあった方が安心だと考えたからです。

豫園商城は有名な観光地なので、すぐに外貨両替所に着き、そこでは特に大きな問題はなく両替ができました。あえていうなら、銀行に比べるとレートが良くはなかったところと、香港ドル以外の両替は手数料がかかってしまったことくらいです。その点以外は、ほとんど並ばずに現金が手にできたのでとても便利でした。

しかし、問題はその外貨両替所を出てすぐに起こりました。友人と会話しながら歩きだして10mもないくらいのところで、知らない中国人の男性に声をかけられました。私と友人との会話で判断したのか、「ニホンジン?」と話しかけてきたんです。最初は詐欺もしくは怪しい勧誘だと思い、無視してさっさと立ち去ろうとしました。それなのにカタコトの日本語とそれなりに流暢な英語で話しながらしつこくついてきました。話の内容は、「自分は日本が好きで、いつか日本に行きたいと思っている」「自分は親日家だ」というもの。実際に当時日本ですごく流行っていたアニメやゲーム、人気の芸能人の名前を沢山出すので、つい親近感が沸いて反応を返してしまいました。

それが悪かったのか、それまでの日本の話が急にガラッと変わり、その男性「money exchange」と言いながらポケットからお札を見せてきました。来月には日本に行こうと思っているから日本円と交換してほしい、手数料はいらない、とのこと。もう両替は済ませたので結構ですと断っても、最終的にはその男性の顔写真が載ったカードのようなものまで見せてきました。中国の身分証明書だったのかもしれませんが、私と友人は中国語が分からないので、それが本当に公的なものなのか判断ができませんでした。

幸い近くの飲食店に逃げるように入っていくと、男性は諦めたのか帰っていきました。
おそらく、外貨両替所に入るときから目をつけられていたんだと思います。豫園商城は人通りが多かったので良かったですが、場所や時間帯が悪ければもっと脅迫的になっていたかもしれないと思うと大変怖い思いをしました。

トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動

どんなに話しかけられても無視を通すべきだったのと、両替所のようなお金を持っていることがわかる場所を出た直後はもっと警戒心を持つべきでした