イタリアの繁華街で私が経験した恐怖体験
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
イタリア、ローマ
あなたが旅行に行った年月
2019年7月
あなたが旅行に行った回数
6回目
あなたの年齢、性別、職業
55歳、男、会社員
一緒に旅行に行った人の人数
2人
トラブル体験をした場所
スペイン広場のブランドショップ街
トラブル内容
私は夫婦でのイタリア旅行をしたときに、外貨両替にまつわる恐怖体験をしました。妻はブランド品が大好きでヨーロッパ旅行の主な目的はいつも、ブランド品を買うショッピングでした。今回も、もちろん、妻の目的は同じでショッピングでした。
彼女は長時間ブランドショッピに入って品定めをしていました。しかし、私はブランド品には全く興味がないことと、おねだりされるのが嫌なのと、彼女が平気で高額な買い物をする様子を見るのが嫌なので、お店から出て外のストリートで喫煙しながら待っていました。
そんなときに、怪しげな男が私に「Do you speak english?」と話しかけてきました。ある程度、英語に自信がある私は、おもわず「Yes」と答えました。これがトラブルの始まりです。彼は、最初は何かあやとりの様なパフォーマンスをし始めました。その後、両替をしないかと持ちかけてくるのです。明らかに、胡散臭いので私は「No」と繰り返しましたが、相手は引き下がらないのです。しかも、私が明らかに困っているのに、周囲の人も全く助けてはくれません。
この地域では、地元の人にとっては、日常茶飯事の出来事の様です。私はその場を立ち去ろうとしましたが、彼はしつこくついてきます。徐々に恐怖感が高まり、ついには全力疾走で逃げたのですが、相手も走って追いかけてくるのです。走りながら交番を探しましたが、そんなときに限って交番は全く見つかりませんでした。
たくさんの人がいる、観光スポットに逃げ込めば、彼も諦めるのではないかと思い、スペイン広場のど真ん中に駆け込んだのですが、それでも追いかけてきます。いよいよ私の恐怖感はピークに達し、結局、妻が買い物をしているブランドショップに逃げ込みました。すると、さすがに、ブランドショップの中には彼も入ってきませんでした。
しかし、彼は店の前でしつこく待っています。ブランドショップの店員に事情を話し、ポリスを呼んでもらいました。すぐにポリスが来てくれて、ポリスを見た彼は逃げる様に何処かに去っていき、ことなきを得ました。
このことは、旅行ツアーの同行者の間でも話題になり、その日の夕食時にこの出来事をみんなの前で話すハメになってしまい大恥をかいてしましました。妻からは、いかにも暇そうでボーっとしているからよと散々馬鹿にされました。
これからは、詐欺師に引っかからない様に常に緊張感を持って街中を歩かなければならないと反省しました。私にとっては、貴重な体験でした。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
英語を話せるかときかれても、英語を話せないと無視するべきだった