中国上海で町の両替屋でのトラブル
旅行情報
あなたの旅行先の国名・都市名
中国、上海
あなたが旅行に行った年月
2016年6月
あなたが旅行に行った回数
5回目
あなたの年齢、性別、職業
33歳、男、会社員
一緒に旅行に行った人の人数
単独
トラブル体験をした場所
上海市内の両替所
トラブル内容
空港や銀行では外貨両替の手数料が高いため、最低限の外貨を持ち、現地入りしてから両替を行えばよいと考えていました。また中国は何度か訪問して慣れており、片言ではありますが中国語もできたため、大きなトラブルには巻き込まれないだろうと思っていました。そういった甘い考えがトラブルの元でした。
現地入りした翌日、早速両替を行おうと思い、知人の中国人へ両替所の場所を確認しました。そしてトラブル回避のために事前に日本円と人民元の為替レートを確認してもらい、日本人が行くということも伝えてもらいました。事前確認のレートは空港や銀行とは比べものにならないほどよく、そこでの両替を行うことに決めました。
その後、知人の中国人に教えてもらった場所に行きましたが、そこには両替所らしきものはなく、いたって普通の中国式の食堂や商店が並んでいるだけでした。おかしいなと思っていたところ、商店の前に椅子を置いて座っていた妙齢の女性がいました。
この女性と何度も目が合うので近づいてみたところ、「日本人、両替か?」と中国語で言われたので、不審には思いましたが、事前に聞いていた場所であることと、「両替」というキーワードが出たために間違ってはいないと思って両替を行うことにしました。
妙齢の女性にもなると、同じ中国語でも現地なまりが強く、聞き取れないのがほとんどで、この女性も例にもれず私はあまり聞き取りはできませんでした。とはいえ、「日本円〇〇円を人民元にしたい」というこちらの要望は通っていたようで、私から日本円を受け取ると数え始め、また人民元も数え始めてこちらへ渡してくれました。
しかし受け取った人民元が、電話で聞いていた金額とかなり違いがありました。事前に聞いていた額と違う、○○元になるはずだと、片言の中国語で必死に伝えましたが、女性が反論する言葉は聞き取れず、首を振るばかりでした。このままではらちが明かないと思い、知人の中国人へ連絡し、女性に確認をしてもらいました。
そこで女性が言うには「事前に教えたのは人民元から日本円に替えるときのレートであって、日本円から人民元に替えるレートはまた別だ。だから〇〇元になる」とのことでした。確かに一般的な両替所にはSellとBuyの両方が設定されていて2種の為替レートが存在することはおかしいことではありませんが、事前に聞いていたにも関わず、いざ両替を行うときにそれを言い出すのはどうなのかと思いましたが、これ以上のトラブルに巻き込まれるのも嫌だったので、おとなしくその為替レートでの両替を行うことにしました。
結果としては、空港や銀行とそれほど変わらない金額ではありましたが、こういったモヤモヤする気持ちを抱いてしまうのであれば、最初から空港や銀行で外貨両替を行っておけばよかったと後悔しました。
トラブルに巻き込まれないためにするべきだった行動
信頼性の低い個人間ではなく、空港や銀行の両替所で両替するべきだった